ABCからCAB
G2005:気道確保(Airway) → 人工呼吸(Breathing) → 胸骨圧迫(Chest Compression)
G2010:胸骨圧迫(Chest Compression) → 気道確保(Airway) → 人工呼吸(Breathing)
蘇生に一番重要な胸骨圧迫がなるべく早く、多くの人にとって開始しやすいように、ということで、このように改められました。
ABCだと人工呼吸という心的障壁が入り口に立ちはだかってしまいます。
それに気道確保だって、日頃他人の体に触り慣れていない人には抵抗があるものです。
倒れたときに頭から血を流していることもあるでしょうし、そうでなくても、おじさまの頭やあごに触るのに抵抗があるという乙女も多いかも知れませんし。
だから、傷病者の素肌に触れて顔を近づける気道確保と呼吸確認は廃止。
これで、いちばん抵抗がない、だけどいちばん有効な胸骨圧迫からになったようです。
新しいガイドラインに基づき改正されたのは下の表のとおりです。
平成24年1月1日改正
平成24年1月1日改正
結構かわってますね~。 気道確保の前に心臓マッサージ、それから気道確保の人工呼吸です。 私は気道確保をまず!!と教習所でならったのでそのイメージが強いのでテストで気を付けないとです。ABCからCAB 肺蘇生のまとめ
胸骨圧迫と人工呼吸の 組み合わせは30:2 |
救急車が到着するまで平均8.11分。
心停止から1分後とに蘇生率が7~10%下がるそう。躊躇せずに必要なことはしないとですね!!