脾を強める
・・・・・。どうやって?と思ったことありませんか?
腎を補うとかさ。
とうことで脾をつよめることについて聞いてみました。
脾のお仕事についてまず復習。
①統血
②分別
③温煦
です。脾が衰える(なまけると)とこのどれかから仕事をしなくなります。このどれから怠けるかは人によって違います。
脾が衰えるとなにより後天の精に問題がでてきてしまうので病気の方にはこれが大切です。
強めるには原穴だけ使うとしっかりしなさい!!というだけになってしまうので陰を担当する兪穴、陽を担当する募穴両方に頑張ってと応援しなくてはなりません。
これが兪募配穴です。
病気の人はもともと脾の力が弱い人が多くこれを補って体力をつけてもらわないと食べても血に(身に)ならないことになってしまうそうです。
それから今回乳癌の患者さんのケースですが乳癌(おっぱい)なので血、が関係してきます。
おっぱいは血でできてますから。
血を貯蔵するのは肝ですが、そもそも血になっていないので脾をまず見ます。
脾を強めるために治療とともに食生活にもきをつけて体に湿や痰を溜めないようにしていく必要があります。
冷たいものや熱いものをとりすぎると脾をよわめてしまい、これからの湿気の多い時期は特に気をつけなくてはいけません。
はら6分くらいにして脾を大事に大事にして力を回復してから次のステップに行きます。
病気が進行している人は1年くらい長い目で週に2回くらいの治療必要です。
患者の体調や心理状態によって刺激量を変える必要がありますが兪募での刺鍼に対しては患者がじわっと感じることが大切で、刺入している治療家は患者の体質を変えてやるという考えと方針がとても大切になるそうです。
患者を見るポイントは
眼の力
腎精(黒目の黒さ)
唇の色
声のはり
子宮について
すべての血は肝に集まりここから清濁を分別してきれいなものを衝脈に流します。それが汚いものだったり、とどこおると生理痛の原因などにもなります。
子宮を支えているのは腎(子宮の血を温める)と衝脈と任脈です。
肝からの血が少なかったり、汚ければ子宮にも影響が出ます。