「平和の国の島崎へ」と言うマンガがある
国際的テロ組織にハイジャック及び拉致された日本人少年が
兵士としての教育を受けて数々の作戦に関わった後
作戦中の隙をついて脱走、日本に帰国した後の生活を描く
同様の仲間(サバイバー)たちが住む「コロニー」で
日本人として平和に暮らすための練習をしていく
が、周囲はそれを許さず物語は展開していく
個人的にとても好きなマンガだ
その中の一幕
「友よ私に2つの力を与えてください
変えられないものごとを受け入れる勇気と
変えられるものごとを見つけられる賢さを」
と作中にある
これは「ニーバーの祈り」または「平安の祈り(The Serenity Prayer)」と呼ばれているもののアレンジだ
作中のキャラクターにフィットするようにアレンジされていると思う
多くの自助会では平安の祈りを皆で唱和する事が多く
慣れれば普通になるが
初めての仲間には一言目の「神さま」が心理的抵抗を生むだろうと思う
自助会が自分の回復と、仲間の回復、そしていまだ苦しむ仲間(新しい仲間)たちの回復の為にあるのならば
新しい仲間が繋がりやすい状況を整える工夫も必要なのではないかと思う
「平安の祈り」
「神さま 私たちにお与えください
自分に変えられないものを受け入れる落ち着きを
変えられるものを変えていく勇気を
そして 2つのものを見分ける賢さを」