日刊現代 より転載
心筋梗塞は、50代以上で発症する“中高年の病気”と思われていたが、今は違う。
30代で発症する人が少なくないのだ。
「若年で発症する原因はさまざまですが、その中で無視できない共通項が“独身”です」
(大学病院循環器科医師)
ひとり暮らしのIさん(35歳)は、残業から帰宅し、コンビニで買った弁当を食べようとしたら、
激しい胸の痛みに襲われた。
痛みにのたうちながら、何とか救急車を呼んだ。
病院に搬送され、心筋梗塞と判明。
緊急手術で一命を取りとめたが、自分が心筋梗塞になるとは思いもよらなかったという。
「心筋梗塞なんて、50代以上のメタボの人がなるものだと思っていました。
僕は30代で太っていないし、糖尿病や高血圧もない。コレステロール値が少し基準値より高いだけです。
あの胸の痛みを感じたときは、何が何だか分かりませんでした」(Iさん)
Iさんの思い込みは間違いではない。それが大多数だろうが、どうして独身の30代に心筋梗塞が多いのか。
消化器科医ながら心筋梗塞の予防に努め、「脳梗塞・心筋梗塞は予知できる」の著書もある
真島消化器科クリニック院長の真島康雄氏が言う。
「30代の若さで心筋梗塞を発症する方は、決まって食生活が悪い。
肉と卵、糖分に偏った食事を取り続けていて、野菜はほとんど食べないのが共通しています。
奥さんがいれば、栄養バランスを考えた食事を作ってもらえますが、独身の方はそうはいきません。
食生活の悪さが必ずしも生活習慣病の数値に反映されないのは、“無理が利くギリギリの年齢”
ということなのでしょう」
●食生活悪いのが共通項
Iさんも、コンビニや近くの定食屋などで選ぶのは肉料理ばかり。
酒はほとんど飲まないが、たまのストレス発散は焼き肉の食べ放題だったという。
食生活のほかにも、共通項がある。
「高齢での心筋梗塞は朝に多く見られますが、30代独身の心筋梗塞は、夜に多発しています。
男女差は男性が9割で、たばこを吸っている方がほとんどです。
肥満の有無は関係ありませんが、ある程度の高さが必要な善玉コレステロール値が低い方が多い」
(前出の大学病院循環器科医師)
30代独身の心筋梗塞は、狭心症のような前触れもなく、突然襲ってくるという。
東海大東京病院糖尿病内科・片岡邦三医師が言う。
「何十年も糖尿病を患ってから発症する心筋梗塞は、心臓の血管が75%以上狭窄していて、
心筋梗塞の前に狭心症を起こすことがほとんど。
しかし、30代の心筋梗塞は血管の詰まりが少ないため、狭心症を起こすことなく発症するのです」
生活習慣病の末路としての心筋梗塞は、下水にヘドロが蓄積し、やがて詰まるイメージ。
30代の心筋梗塞は、少したまったヘドロからガスが発生し、ガス爆発を起こすイメージだ。
いずれのタイプの心筋梗塞も、予防は原因となるヘドロをためないこと。
そのためにはまずは食生活の改善だ。
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人間の身体は、食べたものでできてます。うちの親父は心筋梗塞にもなりましたが、
一人暮らしでコンビ二弁当と外食ばっか食べてたのが原因です。
あなたの大切な人は大丈夫ですか?
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