映画感想「帰ってきたあぶない刑事」 | my data storage

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コミュ障サラリーマンは、今日も一人で人生を歩く。
一寸の人間性にも無限の魂がある。
だからつぶやいていく。言っていく。叫んでいく。

「帰ってきたあぶない刑事」監督 原廣利
2024/6/2@109シネマズ川崎

やっと見ることができた。

過去記事で不安を言いまくってきたが・・・

意外とよかった。面白かった。

 
良かった点
土屋太鳳、スクリーン映えいいね~。人気があるのがよく分かった。
・「探偵コンビの人探しを過去の因縁と絡めて進行させる」ストーリーは悪くなかった。
・新しいあぶ刑事の象徴である「タカとユージの生活感を見せる」演出は、意外とウェットさが無くて良かった。
 
悪かった点。これが大問題だが・・・
・過去の懐かし小ネタを使いまくっていいのか!?安直にしか見えなかった。
・いい加減、金のレパードを「葵の印籠」みたいに使うなよ。出すなら最初から出せよ。普段の相棒として使い倒すからカッコいいんだろうが。
 
旧作のネタを上手に取り込めば過去作のファンも納得するだろう。
今回、過去作の楽曲をストーリーのキーにしたのはグッドアイデアだった。
しかしやり過ぎは毒にもなってしまう。安直な人気取りになってしまうからだ。
今回の盛り上がりでは大ヒット確実だろうが、もし次作があった場合どうなるか。同じ手は2回も使えない。
 
恭兵氏のアップのカットにて、老けが目立っていたのが気になった。次作をやるなら早くしないと、舘氏より恭兵氏が先にあの世に行くような気がする