最近よく出るな、こんなエッチスキャンダル。
性加害報道の榊英雄氏の会社、監督作『蜜月』製作委員会を退会公開は一旦中止
映画へのキャスティングを持ち掛け、女優に性的関係を強要したと一部メディアに報じられた榊英雄氏が代.......... ≪続きを読む≫
このニュースについて「そんなの解決になるのか!」という声が出ているので解説する。
まずこの記事を読んでほしい。
アニメーターのネタで書いているが、今回の記事で書くことと同じ内容になる。
アニメでも同じだが、
日本の著作権法では、映画監督や下請けの制作会社や末端スタッフに著作権はなく、
製作出資して最終責任を持つプロデューサーや会社が著作権を持つ。
映画監督はそのままでは著作権を持てず、
自分が作った作品を自分でコントロールすることができない。
この著作権には財産権、つまりカネについての権利も含まれる。
そこで、映画監督は自分で著作権を持つために、
自分の会社を作って製作費用を出資する。
今回榊氏は、自分の会社「ファミリーツリー」から製作費を幾分か出すことで著作権を保有する。
そして、出資して最終責任を持つプロデューサーとして、
契約書の中で、プロデュース料の割合だけではなく、
二次利用の際の配当の割合や各種条件も決めていたはずだ。
(例:「DVDが1000枚以上売れたら追加ボーナスをくれ」「特定の出演者において、ネット配信の際には許諾が必要」とか)
今の日本映画では、こんなことをやらないと多メディア時代で食っていくことができないのである。
今回の「製作委員会の退会」とは、
「出資した製作費を返してくれと言わない。二次利用の報酬請求権は放棄する。
作品での著作権は放棄する」
という意味である。
これで榊氏の会社はどうなるのか。妻の稼ぎだけで会社が持つのだろうか。
