PPへ印刷してルアーを作る
3月の末、一本の問い合わせ
それから3か月、ついに極秘(?)のブツが出来上がったようだ。
「ルアーの部品としてリアルな蝉の羽を制作したい」
高知県は絶釣会の副会長である杉本様からの依頼だ。
ルアー???
過去、数社から問い合わせをいただいたことがあるが・・・
私の家系は漁師(石川県輪島市)だが
針が引っ掛かって痛そうなあの姿を見ると僕は釣った魚も触れない。
だから・・・
あっ、そう!無理っぽいね!という感覚からはじまった。
軽い気持ちでPP(ポリプロピレン)シートへサンプル印刷
それを杉本様へ送付すると、色々とご指摘が。
ここから私の魂に火がついた。
それから約3カ月、数度の印刷にて納得していただけた。
出来上がった製品がこれ↓
羽根の部分をインクジェットプリントさせていただきました。
PP(ポリプロピレン)素材、いわゆるポリオレフィン系のプラスチックはインクや塗料は接着性に難があり
原則として未処理材には接着しないので、実用的な接着性を得るためには印刷前に表面処理を行う必要がある。
表面処理方法としては、コロナ処理、フレーム処理、紫外線照射処理、プライマー処理などが一般的だが、まず私がしたのは独自システムのプリント・プレ・トリートメント・PACTシステム。
まだ未発表の独自システムだが、それで表面の濡れ性を格段にあげた。このことで後はスムーズにリアルな蝉の羽がインクジェットプリントでき、使用目的に応じた接着、耐水性もクリアできた。
絶釣会の開発室内で杉本様語る
「何年ものあいだ地中で暮らし
地上に出てわずか数週間で天寿を全うする蝉
その骸が朽ち果てる前に、それが存在した事実を残す
そのリアルさ故か、はたまた魂の叫びなのか
その存在感は他の追従を許さず圧倒する」
ボディーの整形からほぼ100%手作業にこだわり新しいルアーの開発に力を入れている杉本様のホームページはこちら









