昨日今日と2日間、税務調査に立会ました。
今日は会社設立の話ではなく、税務調査の話です。
会社を設立すると、税務調査のことを考えておく必要があります。
まずは、個人事業主が会社を設立すると、最終の個人の確定申告について、
税務調査が入ることがよくあります。
それは、会社を設立するのは一般的に節税目的であることが多いからです。
税務署からすれば、「儲かっているのかな」ということなのでしょう。
その際、税務調査でよく指摘されるが、
個人から法人への事業資産の引継ぎの問題です。
個人から法人への事業資産を引継ぐということは、税務上「資産の譲渡」になります。
ということは、このお取引には消費税が掛かるのです。
個人事業主が消費税の納税義務者であれば、事業資産の譲渡にも消費税が掛かり、
消費税を納めなければならないのです。
これを、忘れる人が結構います。
そのため、私の方でも忘れないように、顧問先には注意を喚起しています。
それから、これは特殊なケースですが、設立したばかりの会社に税務調査があった
ケースもあります。
その会社は、輸出企業です。輸出のみの企業の場合、必ず消費税の還付が発生します。
したがって、通常、輸出企業は3ヶ月ごとに消費税の還付申告書を提出します。
仕入等に掛かる消費税をできるだけ早く返してもらうためです。
この会社が、初めて消費税還付申告書を提出したら、すぐに税務調査に来たのです。
もちろん、会社は一度も決算していません。
消費税が還付される企業に、定期的に税務調査があるのは当たり前ですが、
初めての消費税申告で調査があったのは、さすがに驚きました。