突然ですが、池波正太郎の「鬼平」の大ファンです。
どのくらいファンかと言うと。。。
毎年1回ぐらい、日系のビデオ屋さんに行って同じシリーズ約1時間x20本を借りてみています(そんなんならコピーをすればいいようなものを。。。デモ、できない、しない・・)
その池波氏の作品で、昔からちょっとマークしていたのが、この「英雄にっぽん」。
戦国の悲劇の武将、山中鹿之助の物語。
とくに、あの、月に向って
「我に七難八苦を与えたまえ」
の名せりふ・・・知ってる方も多いでしょう。
昔の私のサラリーマン時代。
ある日突然、突然やり手上司が配属されました。
それもニューヨーク帰り。
当時で私より10歳上で35歳ぐらい。
この彼がホント、やり手だった!
で、どのくらい、やり手かと言うと・・・
・とにかくニューヨーク帰りで英語がペラペラ(18歳から35歳までアメリカ)・・・
・ニューヨークでは、某有名航空会社の超優秀営業マン、いろんな賞にも輝いた・・・
・アメリカ滞在中は、アメリカ人としてベトナム戦争にも出征・・・
・おなごは片っ端から引っかける、これがまたまめで、こちらが悔しくなるくらい”モテル”のです・・・
・そしてそのときの奥様がまた超有名な歌手(そのときで5回目ぐらいの結婚だった)・・・
その彼がことあるごとに、
「こんちゃん(私の当時のニックネーム)、山中鹿之助はいいよ・・・!!」
「我に七難八苦を与えたまえ・・こんなせりふはベトナム戦争に行った俺にさえいえないよ」
なんてべた褒めでした。
・・・・でもその後、長い間読む機会がなく、やっと20年以上たって読んでみたわけです。
上司の彼はあんまり好きじゃなかったけど(苦笑)、山中鹿之助はよかった。
というより、「池波正太郎の山中鹿之助」は・・本当にいいですね。
いつも思うけど、司馬遼太郎さんとか、時代ものを書かれる作家さんの、リサーチ力というかはやっぱり凄いですね。
対象者に対する思い入れとか、愛情とか、、とにかく好奇心以上のものがないと書けない商売だと思います。
最近は疲れを癒すのに、時代物がとても刺激的でいい!!
それにしても、外国在住のおかしな日本人ですね、わたしは。
