志事発見伝 第3回「中川政七商店 大目的の大切さ」 | 即興演劇ユニット acttract公式ブログ

即興演劇ユニット acttract公式ブログ

即興演劇ユニット acttract(アクトラクト)の公式ブログです。メンバーの3人が、隔週で各自の興味ある分野についての連載を行っています。

浅井ケンスケの志事発見伝
第3回「中川政七商店 大目的の大切さ」

テレビのドキュメンタリーやビジネス番組などで特集された人物・組織を取り上げ、
その人物・組織の考え方と即興演劇との共通点を探る「志事発見伝」。

第3回は1月30日(木)に放送された「カンブリア宮殿」より
「中川政七商店」を取り上げます。

┏━━━━━━━━
┃  会社紹介
┗━━━━━━━━

中川政七商店は、奈良で300年続く麻織物奈良晒のメーカーだが、
今や全国に33店舗を持ち、急成長している企業。
実は自社商品を製造・販売するだけでなく、
全国の伝統工芸品を自社の店舗で売り、
瀕死のものづくり企業を再生させている。
(「カンブリア宮殿」公式ページより抜粋)

┏━━━━━━━━
┃  ポイント
┗━━━━━━━━

・衰退が止まらない日本の伝統工芸において、
「日本の工芸を元気にする!」をコンセプトとして、
その良さを自分たちで伝えることにこだわる。
・ものが悪いのではなく、伝え方が悪い。
ものの価値は、そのもの自体+背景。
背景まで伝わる伝え方じゃないと、本当の価値は伝わらない。
(=ブランディング:伝えるべきことを整理して正しく伝える)
・伝統工芸は、自社一社だけでは生き残れない。
他社と一緒に成長するために支援を行い、
日本の伝統工芸を元気にする。

┏━━━━━━━━
┃  共通点
┗━━━━━━━━

僕が今回の番組を見て感じた共通点は「大目的」です。

中川政七商店社長・中川氏には
「日本の工芸を元気にする」
という大きな目的がありました。

番組では経営指南や新店舗の立ち上げなどのエピソードを取り扱っていましたが、
それらは全て「日本の工芸を元気にする」という大目的が動機になっています。
ストーリーがブレていないから、驚くようなことでも実現できてしまいます。
その為には「ブランディング」も必要。

acttractでも、なぜ公演やワークショップをやるのか、
その「大目的」を忘れず常に問い続けて行くことが求められます。
漠然とした目的ではストーリーがブレてしまいますし、
ブランディングも不十分になってしまいます。

組織としてのストーリーを作り、どうコンテンツ化して伝えていくか。
劇団やユニットも、会社と同じなんですよね。

┏━━━━━━━━
┃  あとがき
┗━━━━━━━━

番組の最後で、MCの村上龍氏が
デザインとネットワークでブランディングに新たな解釈を加える、
というような編集後記を書いてらっしゃいました。

デザインとネットワーク。
視野を広げたり、他者と関わったりするポジティブな活動が
これから益々求められていくのかも、と感じています。

「志事発見伝」第3回、いかがでしたか?
たまには真面目にテレビ東京を見るのも面白いものですよ。

担当は、浅井ケンスケでした!次回をお楽しみに!


【今後の更新予定】
2月7日(金)「タカマサユキのザ・タカデミー賞」第3回
2月11日(火)「永田麻依のまいっぷるマガジン」第3回
2月16日(日)「浅井ケンスケの志事発見伝」第4回

【今回取り上げた番組】
カンブリア宮殿
テレビ東京 毎週木曜日 午後10時~10時54分
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/