次の日、市役所の担当者や地元の

有力者などの挨拶回り等をしな

がら田村社長は相変わらず団長

への連絡は頻繁におこなっていた

「ね~ またお店へ行くから待って

てね~」と緊張感は全くない。

1番重要な事は建設予定地

回りの同意 そしてヤクザ対策に

ある。表立っては嫌がらせ等は

しないだろうが、利権が絡む場合

は必ず出てくる。まして龍さんが

居ると言う事は地元ヤクザも

知っているだろう。

そんな時、早速先方から会いたい

と言う連絡が龍さんに有った


龍さんは「ま~この話しは断る

からな ヤクザが表に出ると話し

が潰れるから ま~参考の為に

同席せ~や」と言われ、当日

先方の人が2人訪問してきた

見た目は普通だが目付きは

キツい 挨拶が済み先方が

「今度、レジャー施設を造るよう

ですが、建設会社への折衝や

地元対策を任せてもらう事は

出来ませんか?」とストレート

に話しを切りだした。

それに対し龍さんは「今回は

ワシも表に出ず、山口と社長に

任すので今回は・・」と断りを

入れた。


先方は今回はこちらの出方を

見るために来たようで、意外と

あっさり「分りました また寄せ

てもらいます」と言い席を立った

龍さんは「お見送りせい」と

言われ、車まで付いていったが

その時、先方の目は先ほどとは

別人のような怖い顔をしていた

やはり、これが本性なのだ

部屋に戻ると龍さんは「あいつ等

何か言うたか?」「いえ 何も

言いませんでしたが怖い顔をして

いました」と言うと龍さんは

「あいつ等また来るで その時は

新井を呼ぶから」と 


この頃、田村社長も龍さんに対し

お金を出したり、女遊びにお金を

使ったりで、どうも苦しいようだ

俺に対してはボチボチのお金は

出してくれているが、正直厳しい

食べ物に関しては小屋みたいな

場所に安い野菜を売っていて

魚は港へ行くと安い また宮田

さんや橋田さんが食べ物を持って

来てくれる。だが、ここに居る

のは施設を造るよりお金儲けを

しに来ているのだ。

建設資金を社長が作れるか

これを確認出来れば答えは出る

出来るなら多少は儲かる 駄目

なら帰れる その事を社長と

龍さんに伝える為に龍さんの

家に向かった。そこで見た光景は

衝撃的なものであった。

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