ゴッドファーザー




監督 フランシス・フォード・コッポラ
原作 マリオ・プーゾ
脚本 フランシス・フォード・コッポラ マリオ・プーゾ

出演 マーロン・ブランド アル・パチーノ


言わずと知れた娯楽映画の超大作といわれる作品。

不覚にもこれまで見たことがなく、

会社の上司に、「ゴッドファーザー見てないの?」と言われて焦り、

とりあえず借りてきて見ました。


率直な感想として、そこまで超名作という感じがしなかった。

感動もそんなになかった。


ヤクザ映画を見慣れているせいなのか、

時代背景がよくわからないせいか。

腑に落ちないシーンもあったし、なにより長いと思ってしまった。


確かに、ドンはかっこいいし、

彼に忠誠をつくしたくなる気持ちは男としてわかる。

なんか、ヤクザに憧れる気持もわかるんだけど、

心にぐさっと刺さる感情は出てこなかった。


期待が高かっただけに、ちょっとさみしい結果だった。







吉原御免状





原作:隆 慶一郎(新潮文庫版「吉原御免状」より)
脚色:中島かずき
演出:いのうえひでのり
出演: 堤真一 松雪泰子 古田新太 京野ことみ 梶原善 橋本じゅん

    高田聖子 粟根まこと 藤村俊二 ほか


やはり、いつもの新感線とはちょっと違う、というのが最初の印象でした。

なんか、静か。


ガラッと雰囲気を変えてきていました。

確かに、チャンバラはあるし、音楽も派手なんですが、

なんかクラシック。


特に橋本じゅんさんがおとなしいのがちょっと物足りない気がしましたが、

やっぱり全体でみると、カッコいい仕上がりになっていました。


堤さんの芝居も好きだし、殺陣も非常に美しかった。

二天一流ならではの迫力がありました。


古田さんと松雪さんの最後にからむシーンはゾクゾクするほどの迫力で、

やっぱり悪役の似合う俳優さんだなと、改めて思いました。


次回の古田版リチャードも楽しみです。




腑抜けども、悲しみの愛を見せろ


作・演出 本谷有希子

出演:伊達暁(阿佐ヶ谷スパイダース)、森尾舞(俳優座)、吉本菜穂子、

    菅原永二(猫のホテル)、鳥海愛子、本谷有希子

劇団、本谷有希子





本谷有希子という人はつくづく才能のある人だと感じます。

非常によく出来ている話で、

人間の悪い部分が、あからさまに表現されていて、

心が痛みます。


これを劇場で観た人たちは、

おそらく、どんよりとした気分で会場を後にしたんだろうなと、

ためいきをつきながら、「とりあえず、飯食う?」みたいなカップルが

たくさんいたんだろうなと、関係ないけど想像してしまいました。


本谷さんの芝居はいつもこんな感じなんですね。

お客さんはこれを期待して見に行くんでしょうね。


「幸せ最高! ありがとうマジで!」という作品が10月後半に控えているとか。

タイトルとはうらはらに、やっぱりドロドロうずまくのでしょうかね?

そうなんだろうな。