あの通販生活を作った人が書いた本です。
自伝的に書かれており、日本での通販の起こり、
みたいな所も書かれています。
特に印象深いのは、
通販生活が始めて新聞広告を出したときに、
記事体をとったという話。
広告が広告として認識されると
読者は広告だから読まなくていいと思って、
読み飛ばしてしまう。
だから、記事という体で紹介して、
あくまで客観的な雰囲気で宣伝する。
言われてみれば、自分も広告だと思えば、
話は半分に聞くし、あんまり信用していないということに
気が付きました。そりゃそうだ。
今も通販生活の定番になった記事体広告。
頭いい人の考えることは面白いですね。
なぜ通販で買うのですか (集英社新書)