真理子さんとのお付き合いは半年くらいになります。知り合いのヨガインストラクターの方からのご紹介で、フランクリンメソッドのセミナーに参加されました。
脊柱側湾症の手術をして、ようやく外に出歩けるようになってきたばかりの頃、身体は十分に動かせないけど、動きのイメージだけでもトレーニングしたいということでした。
やがて真理子さんは私のピラティスのトレーニングを受けたいとのことで、月に2〜3回通って来られるようになりました。
真理子さん自身がヨガの指導者であることから、また天性の明るさと前向きさで、いつも熱心にピラティスに取り組んでくださいます。
脊柱を動かすことは難しいけれど、それでもさまざまなエクササイズにチャレンジしてくれる真理子さん
最初は、ひめトレからのスタート。
フランクリンボールを使っての身体ほぐしも行ってくれます。
私とのセッション中は、録音をしながらニコニコで身体と向き合ってくれます。
家に戻ってその録音を聴いているかと思うとちょっとくすぐったい感じですが…
それくらい熱心な真理子さんです。
脊柱側湾症のクライアント様とのお付き合いは、何人かありますが、今までは成長期の女の子たち、年齢を重ねての機能性側湾症の方だったり…
真理子さんのように手術をした後も積極的にヨガやピラティスを行っている方は、私に取っても初めてです。
私自身が学ぶことが多いのですが、真理子さんの身体の感受性の豊かさに驚くことがしばしばです。
脊柱を動かすことが難しいので、フットワークシリーズやスタンディングのピラティスワークがとても効果的です。身体のセンタリングを意識しながらのワークは、気がつくと頭も腰の位置もニュートラルなポジションになります。セッション終了後には、身体の安定感や動きの軽さを感じられるのがピラティスの醍醐味です。
手術をしたから動けないとか…
側湾症だからこれができないとか…
ではなく、何ができるかな?
どうすれば動けるかな?
どんな風に捉えたらいいかな?
もう、いろんなアイデアが湧き出して、可能性がいっぱい見えてきます。
真理子さんとのセッションが、私自身も面白い、楽しい、素敵な時間です。
そんな真理子さんが、「『風にのる 風になる』この本、愛読書です セッションを受けた後に読むとすご〜く腑に落ちる〜〜」と言ってくださいました。
ありがとうございます。
そんな風に言ってもらえると、本を出版した甲斐があります。皆さんに身体や心のいろんなこと、気づいてもらいたくて書いた本です。
お役に立てて嬉しいです
ピラティスやジャイロトニックだけでなく、トレーニングやエクササイズを通して、ご自身の身体の健康や機能改善に興味があったら遠慮なくご相談くださいね
自分の身体は、自分で守る
自分の人生は、自分で決める
自分の死に方は、自分の在り方の結果
私も真摯に前向きに生きていきたいと思う今日この頃です