Hybeは今年2月末、2023年度の連結決算を発表した。

それによると、

 

-2023年の売上高は2兆1,781億ウォン(約2,500億円)

-営業利益は2,958億ウォン(約340億円)··· 前年比 約25%成長
-アルバム・音源合算売上は1兆ウォンに迫り、公演売上も40%増加
-株主価値向上のための292億ウォンの現金配当も決定

 とのこと

 

 

BTSメンバーのソロ活動などで分野によっては収益が80%も増加している。

そしてHybe傘下の子会社の決算も公開された。

 

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・BigHit Music 売上高  5,523億 純利益 1,403億 

・Pledis Entertainment 売上高  3,271億 純利益 602億 

・HYBE JAPAN 売上高 5,042億 純利益 498億 

・ADOR 売上高  1,102億 純利益 265億 

・Source Music 売上高 611億 純利益 121億 

・Weverse Japan 売上高 627億 純利益 45億   

 

・HYBE America 売上高 2,263億 純利益  -1,424億 

・HYBE UMG LLC (マネジメント代行業) 売り上げ 10億 純利益  -234億 

・Weverse Company 売上高 3,379億 純利益  -44億 

・HYBE IM (ゲームソフトウェア開発および供給業) 売上 308億 純利益 -209億 

・HYBE LABELS JAPAN 売上高 138億 純利益  -87億 

・HYBE Holdings (持株会社) 売り上げ 10億 純利益  -82億 

・KOZ 売上高 194億 純利益  -74億 

・Supertone (応用ソフトウェア開発·供給業) 売上高  23億 純利益  -66億 

・Binary Korea (システムソフトウェア開発及び供給業) 売上  0 純利益  -38億 

・Weverse America 売上高 170億 純利益  -19億 

・XING CAN SHENG SHI(マネジメント代行業) 売上高 30億 純利益  -3

 

Hybe傘下17社の中で黒字は6社のみ。

Japan2社はいずれも黒字。日本の売り上げは無視できないのがこれでわかる。

Hybe Americaの赤字率が高すぎるのが気になるが、おそらく新しいグループをデビューさせるための準備資金で、今年からは黒字に転換することが予想される

BigHitの純利益のHybe全体の約48%、そのうちBTSの利益はおそらく約8割

会社とBTSメンバーの受け取り比率は海外4:6だが、仮に5:5で計算しても一人当た平均10億は本来もらえるはず。実際はどうだったのか...

Adoraは確かに所属アーティスト1つでこれだけの収益を上げれは初期投資は回収されたが、大株主はHybe。個別に上場しているわけではないのでM女史の主張するように1年で業績を残せたからと大金を要求するのは会社としてはちと違うかな...と

ならばBTSはどうなのか。これまで会社の収益のほとんどを生み出してきたがそんな要求はしていない

 

 

BigHit Music:BTS、TXT、イヒョン 

HYBE Japan:公演、コンテンツ、プラットフォーム、

IP事業 Weverse Company:ファンダムプラットフォームサービス、アルバム、グッズなどの商品販売 

Pledis Entertainment: SEVENTEEN、TWS、プロミスナインなど 

HYBE America:育成公演、コンテンツ、プラットフォームIP事業 ADOR:NewJeans(22年8月デビュー) 

WEVERSE Japan:Weverse Company 子会社

Source Music:ルセラフィム(22年5月デビュー) 

ここまでが23年現在、 HYBE売上上位8社の子会社