今日のHybe株価はSMの筆頭株主になったことを受け開始からいきなり210,000ウォン(約21,780円)超え。
一時は218,500ウォン(約22,650円)まで値を上げました。しかし、ビッグネーム同士の話の割りには市場はネガティブな反応を見せ、徐々に値を下げ最終的に195,300ウォン(約20,250円)で終えました。
HybeがSMの筆頭株主になったことで様々な憶測や批判が乱れ飛んだ1日でした。
K-POP業界を再編するような大きな動き。
市場が冷ややかな原因の一つはその背景に水面下にあるnegativeな攻防。
これを新たな戦略とみるか、revengeととらえるか。
Hybe株とは対照的にこの報道によりSMの株価は約20%上昇。1年前の株価の約2倍。
Hybeの企業規模と資産から言えばSMを完全買収することは不可能ではないはず。
しかし、そのメリットはどこにあるのか。
音楽は時代と共に移り変わるのでお互い今の体制のまま永続的に続くとは思えないというのが個人的な感想。そういう意味で、将来に向けて新たな戦略を打ち立てる必要があり、海外の市場拡大を目指すためには双方が協力し合ってwin winな体制を構築する必要があるというのもわかる。
が、しかし、これまでのスキャンダルや悲しい出来事などが多かったSMの体制を考えるとHybeの社風とは一線を画すのでは..と思う部分も正直ある。
Hybeは&Teamsのオーディション番組でソンドゥク先生がコメントしていたように、練習生や所属アーティストに対して否定的な意見や叱責する時代はBTSで終わりにすると言っていた。つまり、不必要な叱責やnegativeなコメント、虐待にあたるような体制は排除していくという方向に転換したばかり。果たして社風は合うのだろうか...
その中で、興味深いのはSMがヨン様の会社を買収しているのでHybeにはない俳優部門がある。今後、Hybe所属のアーティストたちも俳優と両立する可能性もあるとすれば、そういう意味ではHybeにとっても大きな意味をもつことは間違いないのでは...というのが個人的な意見。果たしてこの買収劇、どうなるのでしょうか。
