アメリカやイギリスではコロナウィルスのワクチン接種が始まりました。
世界30か国で年明けには接種が開始されるとのこと。
日本は、3月の段階で開発段階でワクチン開発のために国際研究機関に数十億ドル(数千億円)規模を拠出する方針をかため、早い段階で国民全員が最低2回、ワクチン接種できるだけの数を確保しました。
日本は早い段階で、自国開発のワクチンよりは、世界の英知を集めて共同開発するほうがより効果的で迅速に対応できると見極め、資金提供と日本の大手製薬会社がワクチン開発に協力してきた結果、来年早々にはワクチンが全国民(在日の外国人も含む)に無料で接種できるようなシステムを構築することがきました。
アメリカのデューク大学のまとめによりますと、12月11日段階で日本は1億2千万人分を確保したそうです。国民1人1回は確保済。ファイザー社とアストラゼネカ社からはそれぞれ1億2000万人分。モデルナ社からは5000万人分で、合計で2億9千万人分のワクチンを確保しているとのこと。
他のメディアではそれ以外にさらに4000人分確保し3億3千万人分という記事もありました。おそらく、ジョンソンエンドジョンソンなど、これから承認申請する会社のワクチンも含まれているのでしょう。そのほか、日本の複数の製薬会社がワクチン開発をしており、来年6月には承認されるのではないか、とのことです。
しかし、韓国は現段階で確保しているのは人口の1/5の1000万回分のみ。しかも残りのワクチンはいまだに購入が確定していないということ。実際に購入交渉に入ったのは今年7月で、その時点ではすでに購入できなかったとか。
これと私たちとどんな関係があるのか。
それは、1年の半分は海外で活動するBTSにとってはワクチンを受けられず、海外に行けないのは死活問題。
ワクチンの接種には優先順位があり、通常、医療関係者や高齢者、持病のある方が優先されるため、20代に回ってくるまでには相当な時間を要することになります。
もちろんワクチンを接種したからと言ってコロナウィルスがなくなるわけでも、その脅威がなくなるわけでもありませんので、これまで通りの日常に戻れる保証もありません。だから、来年、コンサートができるとか、これまで通り、海外を行き来するような生活ができるという保証はありませんが、接種できない場合は、さらに、様々な制限を受け、入国を受け入れてくれない国があるかもしれません。
ということは、BTSは韓国から出られない、またはコンサートなどの活動はできない可能性もあるわけです。
政治的なことにコメントは控えますが、2021年はファイザー社とモデルナ社2社だけで最大23億回分(11億人5000万人分)のワクチン供給が可能とのことですので、アストラゼネカやジョンソンエンドジョンソンなど後発の製薬会社のワクチンもあるわけですから、ぜひ、文在寅大統領には頑張ってワクチンを確保していただきたいと思います。
もらってうれしいお歳暮


