日本在住の53歳のイギリス人記者がNewsWeek誌に娘のBTS愛を記事にしています。
よほど、お嬢さんのBTS愛に心動かされたのでしょう。
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記者のパパはイギリス人なので熱狂的ファンと言えばサッカーファン。
そういうファンしかしらないパパにはBTSファンと言うのはちょっと理解しがたいファンとしての姿なのでしょう。
「世界中の膨大な数のBTSファンが分かち合い、ソーシャルメディアで語り合っている。BTSについて質問すると、娘が『私』ではなく『私たち』と答えがちなことに、私はすぐに気付いた。」と。
BTSファンは「サッカーと違って彼らの情熱は共同型で、分かち合えるもの」とも。
ふむふむ。その通り!![]()
また、「BTSとARMYはインクルーシブ(inclusive)なようだ。国籍や人種、性別、セクシュアリティー、年齢を問わず誰でも歓迎する。......この共同体意識こそ、たぶんBTSの最高の側面だ。」
IndeedIndeed!
その通り!![]()
そして、このパパ記者は「実際、娘が羨ましい」とも。
「同時に、恋に落ち、情熱的に愛することは特別な才能だと思う。愛の対象がBTSであってもなくても、娘にはその才能を失わず、常に情熱的に愛せる人間でいてほしい。」
娘のひたむきなBTS愛にパパ記者も心打たれたのでしょう。こんな風に言えるのは、BTSが自分の娘と直接会っているわけでも、触るわけでもない、人畜無害だからです。もし、目の前に表れて「お嬢さんをください!」と言われるような状況が起こらないとも限らない、と思ったら、とてもこんな風に流暢に構えていられないと思うのは、対岸のおばさん的発想でしょうか。
「ソウル旅行を計画し、韓国ドラマを観賞し、韓国語を学び、新大久保でサムギョプサルやチャミスルを味わっている。夢は韓国に留学して、韓国語を習得することだ。」
そう、BTSファンになると、みんなそんなふうに考えたり、やっていることですね。
サッカーファンも相当熱狂的だけど、その国の言葉を勉強しようとか、料理を食べようとは思わないかなぁ...
旅行は行きたいし、お目当ての選手が所属するサッカークラブの練習を観に行ったりしたりしている人はいるけど、食事や、言語、その国の文化まですべて知りたい、そこに移住したいとは思わないですねぇ。
イギリス、ドイツの食事?Non, non!
英語は別としてもドイツ語、スペイン語、イタリア語?川島永嗣じゃないんだから、そんながに語学を学びたいとは思わないかなぁ.....
でも、BTSはなぜか違う。彼らが食べているものに興味があるし、彼らが話す言葉を直接理解できるようになりたいと思うし、彼らが訪れた所へ行ってみたいとも思う。
そういう意味でBTSの影響力はファンの人生さえも変えてしまうほどの異次元のパワーがあるということですね。