昨夜のアメリカ大統領選挙の討論会はある意味「歴史に残る」討論会でした。
来年以降の国家元首を決める大切な選挙。政策や政治理念を知るための討論会の場で、「黙れ」「うそつき」とののしり合う候補者。候補者の考えなど何一つ聞くことができなかった低俗な討論を視聴しなければならなかった投票者のことを二人の候補者はどう思ったのでしょうか。
こうなることは容易に推測できていたはず。前回のヒラリー・クリントンとの討論会も散々なものでしたが、前回にも増して醜態をさらす結果となりました。
いくら名司会者がしきったところで相手を攻撃し、話をさせないようにすることしか戦略がなかった候補者にcross talkをしない、必要意外の発言は音声を切るなどの対策を講じるべきだったのではないでしょうか。
もしくは、それぞれ与えられたお題に対して、別室で個別に質問に答えてもらうという方法もあったはずです。邪魔されずに自分の政策を、投票者に訴えかける方法なども検討されるべきでしょう。
または、サッカーの入場の時のように、こどもたちをAudienceに迎え、子供の前で討論させるんです。良識ある大人なら子供たちの前で汚くののしったり、喧嘩したりできないですよね。
または、相手の発言を妨害したり、司会者に従わない場合はマイナスポイントを与え、一定のポイントに達したところ退場にするなどの措置を取るべきだと思います。
他の国のことですが....