昨日リリースされた新曲Dynamiteについては言うまでもない。
1日にしてYoutubeの再生回数は1.3億回を超えた。恐らく、ギネス記録をまた更新したことだろう。
満を持して全米デビューしたK-POPのライバルたちも次々と新曲を出しているが、所属会社のYoutube登録者数が2,000万人を超えても再生回数は10日間で1,300万回止まり。この不安な世界情勢の中で不協和音だらけのラップ曲を繰り返し聞きたいと思う人が果たしてどれくらいいるのだろうか。
たとえ、一貫性がないとか、らしさがない、とか言われようとも、聞き手が求めているものを提供して初めて商売は成立するもの。
そこがBTSのすごいところ。らしさにこだわらず、時にかなった音楽やパフォーマンスを提供し続けている。
そして彼らの人気がいかにすごいかがわかる。
10億越えしたBoy with Luvでさえ1年で10億。1日で.13億、2日間で1.5億だったらこれからどのれほどの記録を伸ばすのか。
この曲はジョナス・ブラザーズの「What A Man Gotta Do」やヘイリー・スタインフェルドの「I Love You's」も手がけた”David Stewart”" と ”Jessica Agombar”が作詞作曲。グクの歌い方がジョナス・ブラザーズに似ているのは作者が同じだからなのだろうか。
このDynamiteはこれまでのBTSの楽曲とは全く曲調が異なるが、彼らも言っているようにこの時期だからこそ、このような軽快で誰でも一緒に踊れる簡単な振り付けが人々の共感を得たのではないだろうか。
AmericaのSuga, J-Hope, Jiminの人気は凄まじい!もちろん日本にも彼らのファンは多いが、今回のDynamiteの反応を見ているとアメリカの女の子たちの人気はその比ではない感じ。
Dynamiteのすばらしいところは多々あるが、最後のジンののびのびしたダンスと笑顔が本当に見ていて癒された。
グクに背後から飛びつくジミンちゃんは本当に二人ならではの演出。
グクは冒頭のソロの部分のMVを撮った時は気分がいまいちだったとのことだが、お疲れなのかも。彼の斜視が一層悪化したかのように見えた。疲れると出る可能性があるとのことなのでゆっくり休んで欲しい。
どんなにビジュアルが優れていようがダンスがキレッキレだだろうが、正直、この時期にメロディーのないラップを好んで聞きたいと思わない。K-POPアイドルグループはどこも同じような作りで特徴がない。Nu'estのスーツ姿には新鮮さを感じたとともに一線を画したと思った。そういう意味で、BTSも他との差別化、2匹目のどじょう狙い争いから脱却して独自路線を突っ走っている感がある。そういう意味で、BTSはこの状況下においても追随を許さない「勝ち組」なのである。