BTSはまた信じられない金字塔を打ち立てた。
発売から3年がたつDNAだが、今日、公式サイトのPVアクセス回数が10億回を超えた。
なぜ彼ら、また彼らの音楽はそれほど愛されているのか。
彼らはそれぞれが個性的だが、その個性をうまく融合させ、お互いを高めあっているところにBTSの強みがある。
<From BTS Official>
RM、Sugaのラッパーとして、作詞家、作曲家、プロデューサーとしての資質はアイドルのレベルを超越している。
J-Hopeは一部のファンからビジュアル的にBTSにふさわしくないという批判がいまだにあるようだが、彼のダンスのうまさがここまでBTSを押し上げた原動力になっているのは間違いない。ラッパー二人とダンスが得意ではないJinをここまでのレベルに引き上げたのは彼の功績が大きい。
Jiminのキレキレのダンスと歌の表現力のうまさはBTSがアイドルグループ以上の存在感を示すためには不可欠な存在である。
VとJungkookもまた、それぞれが個性的で、アイドルとしての資質を十分すぎるくらいに備えている。顔だけで言えば、日本にもかっこいいアイドルはいくらでもいる。しかし、彼らの歌、踊り、個性、表現力、潜在的な能力の高さは他にはないレベルだ。
そして何より大きな違いは、彼らは所属事務が作り上げただけの「偽りのアイドル」ではないということ。自分たちで考え、行動し、与えられたもの以上のものを作り上げる能力をそれぞれが備えられていることが、彼が短命で終わらない理由の一つである。
彼らは7人全員でアイドルとして続けていくことの価値を十分理解し、それぞれの個性を活かしながらも引き続き「融合」しお互いを「刺激」しあい「化学変化」を起こし続けることを決めた。それが同じ事務所との契約更新という結果なのだろう。
彼らは2019年、韓国に6,000億円という経済効果をもたらしたといわれている。今年はコロナウィルスの影響で活動が自粛され、大幅な減収が予想されるが、それでも、こうしてDNAが10億アクセスという偉業を成し遂げられたことは彼らがまだまだこれから世界をリードする位置にいるということをしめしてるのではないだろうか。
来年からは徐々に兵役に行かなければならないメンバーもいる。今後、7人全員で活動することが難しくなるだろう。それは10年にも及ぶかもしれない。しかし、彼らは普通のアイドルではず。彼のファン層は着実に10代、20代から、30代、40代以上に増えつつある。現に、Vogue Japanで8ページにもわたって特集が組まれるというのはその表れである。本物であれば年齢や国籍に関係なくいつも、常に受け入れられるのである。BTSファンの裾野はさらに広がっていくだろう。なぜならば、彼らは誠実なまでに日々努力し高みをめてほしい。がんばれ、BTS!
