キッチンで片付けをしていた時、庭に続く掃き出し窓に
向って激しく吠えだした、みらい。
お散歩から帰ったばかりだったので "外は行かないょ。"
と言っても吠えやまず、根負けして掃き出し窓を開けた
瞬間、地面を突き上げるような大きく強い衝撃を感じて、
みらいとLeaを抱いて玄関の外に飛び出すと、家の前の
道路は波を打つように大きくうねり、その場に立っている
ことも出来ないほど激しく揺れはじめた足元。
いま思えば、みらいは動物的に地震が起こるのを感じて
"早く外に出よう"と教えてくれていたのかもしれない。
いちどおさまった揺れは5分後再び長く強く揺れて、
その後、部屋に戻ってつけたテレビでは地震速報とともに
次々と悲惨な状況が報道されていました。
明かりが消え、人の姿もまばらになった街。
仙台市宮城野区に住む知人Kさん宅は、マンションの
すぐ手前まで津波が押し寄せ。
太白区のMさんは、高齢のお母さんとともに体育館に避難。
Tさんのご主人のご両親が暮らす岩手の家は、津波の
余波で1階部分が浸水し倒壊。
2011年3月11日、午後2時46分。
あの日、あの時間から1年経った今日。
何が変わったのか・・
これから変わるのか・・。
何が進展したのか・・
これから進展するのか・・。
まだまだ不安はつきないけれど、
東日本大震災で犠牲になった多くの人、動物。
そして、土地に手を合わせ今いちど"絆"を強く・・。
そう願う1日でした。
- 合掌 -