私の育ってきた家庭環境は
全く海外とは無縁のような家庭だった






当時英語を話す人なんてあの田舎にいたのか?だし
今だって英語を少しでも話せれば大騒ぎというような田舎


両親も海外旅行は未経験
海外とは無縁のような家庭環境


だけど、私の妹は中学からメキメキ英語を話し
高校卒業するやいなやアメリカの大学へ


私に限っては
大学選びに国際文化学科を選ぶ
海外のツアーコンダクターに憧れるなど

海外への思いは
おそらく秘めていたものの。。。


衝動が湧き上がることもなく
全く行動に移すこともなく


33歳を過ぎるまで英語に興味なし
海外へはツアーでしか行ったことがなかった


33歳で外資系ホテルへ転職という転機を迎え、
一気に海外への思いが爆上がりした




のは
おそらく何かしからの土台があったからだろう。
と言う事を妹と話したことがあった。





英語や海外には無縁と思えるあの家でなぜ?




1.ウチは良い意味でも悪い意味でも放任主義

親の価値観を押し付けることは一切なかった


驚かれるのが
結婚しなさい
とは一度も言われたことはない



なんやかんや色々言われない環境だったというのは、今の私を創り出してる所以にも思える



2.母が平等な人だった
私の田舎は工場があり、子供の頃は南米を中心に多くの外国人が工場で働いていた。
また米軍基地もあるためアメリカ人も見かけた。

休みの日には数少ない田舎の比較的大きな店に人が集中した。
フードコートはインターナショナルーな雰囲気になった。
子供の頃は言葉の通じない知らない人で埋め尽くされるシートの中でアイスクリームも食べなければいけないことに怖さを感じた。


彼女達の前を通りたくても
どう声をかけて避けてもらったらいいのかわからない〜滝汗
トイレにも行けないよぉ〜滝汗
取り囲まれたぁー滝汗
なんて思っていたが


母はその中でも堂々としていた。



そして、近所でその人達が困ってると
歩み寄って声をかけていたらしい。

↑私の記憶にはないが妹曰く。




3.母がタイの子供にWHOを通じて寄付をしていた。
今は私も憧れるスーパー大好きな国タイランド。
30年以上前はまだまだ発展途上国で学校へ行けない子供達が多かったと。
そんな子供達に母は寄付をしていて、タイからお礼の手紙が来ていた。


そんな母を誇りに思っていたし、海外との繋がりって持てるもんだなぁーと感じていた気がする。



4.父が無駄にフレンドリー
妹が留学すると、妹の大学の友達を自分の友達かのように英語もわからないのにジェスチャーだけでおもいっきりオープンマインドで接していた。

コレは私が自宅に友達を連れてきたときもそうだった。

おいおい、私の友達をナンパしないでくれ!


とにかくオープンでフレンドリーな人なのだろう。

そこを引き継いだとみた。




5.子供心には両親は変わり者に見えた
ウチの両親はちょっとズレてる。
ちょっと変わっている。
オカシイ。

恥ずかしい!と子供心には思っていた。



今となってはいい意味で変わっている?のかもしれないが、全く問題ない。
どこが変わり者なのかはわからない。
という事は私もその域に行ったのだろう。


親世代では珍しかった留学経験のある妹友人のお母様の言葉。
妹の留学が決まったときに
「確かにね。〇〇ちゃんのお母さんも外国人みたいなところあるもんね。」とおっしゃっていたらしい。

から、ウチの両親は日本人っぽくない気質だったのであろう。






語学堪能な人は
親が海外駐在していたとか
親が海外へ行く仕事だったとか
何やら良い家柄を感じる人も多いけれど


なんて事はないふっつーの家でも
インターナショナルにはなるのだ


私は弟もいるのだが
弟は最も海外から遠いようなキャラと思いきや探究心や行動力があり、ダイビングの資格取るのを海外で自分で勝手にやっちゃうような子。


そう言えば一緒に沖縄へ行ったとき初めて乗る飛行機に嬉しそうな弟の様子を思い出す。


妹の留学先でのお土産
ジャンクフードの代表みたいな
"マカロニチーズ"を大層気に入っていた。

妹曰く、日本人であの味を好き好む人はなかなかいないと。


で、私たちシブリンは異国の街
新大久保が好きであります。
しかも韓国エリアではない異国エリアが好き。
東京の人でも新大久保に行ったことがないという人が多い中、私達は好き好んで行く。



って、まぁややコジツケ的なところはあれど。
ふつーの家での国際感覚でありました。



今気づいたのだけど、
最大の理由は
我が家は田舎でも余所者だったから。
かもしれない。


ウチの田舎は〇〇のいう苗字で埋め尽くされるほど、その田舎全体がまるごと親族だった。
我が家はその中にひょこっと引越してしまい、両親はきっと田舎のルールとか無理なんですけどぉ〜。世界は広いんですけど〜。
違和感だらけで、めんどくせぇ。
って思いながら暮らしていたのではないかと思う。


そんな思いを子供でも感じていて
今の海外への思いはそこに似ているのかもしれない。




で、


心の奥底での私の目論見は
楽して海外移住してみたいー。



お金を出すか
外資系という手段を使って
仕事を獲得するか
学生になるか

しか
今は海外移住手段が思い浮かばない。


私が最も羨ましいのは
海外駐在をするバンバン旦那さんを持つ友人
日本人が上手な外国籍の旦那さんを持つ友人


特に海外駐在の彼女においては
全く海外に興味がないのに
ポルトガルやパリに数年移住

それはそれで苦労がとてもあったようだけど
私にはこんな羨ましい話はない!



海外移住かぁ。。。

自力と他力様の掛け合わせで叶えられたらアップ


↑西陣のポルトガル料理のお店。カステラがおいし〜。