今回は病院で処方される睡眠薬のお話です
大きく分けて2つのタイプの薬があります
1️⃣脳の機能を抑えて催眠作用をもたらす薬
2️⃣自然な眠気を強くする薬
多くの方がイメージされえる睡眠薬は1️⃣のタイプのものになります
1️⃣のタイプの中でも種類がいくつか分けられます
効果の時間で使い分けがされる場合が多いです
専門的なお話になって難しくなってしまうので系統のお話は割愛させていただきます
お医者さんで睡眠薬を頼むとまず短いタイプの薬を処方されることが多いです
多くの方は寝付けないことが悩みになるので
寝付いてしまえば寝れる方いらっしゃいますよねなので導入としては超短時間作用型と呼ばれる中の薬が処方されることが多いです
それでも効かなかったり途中で目が覚めてしまうというお悩みの方に短時間作用型が処方されるといったイメージです
たくさん寝たいから長い時間のがいいわ
と思うかもしれませんが、寝たいからというだけで選ぶとよくないこともあります
そう
副作用
です
お薬飲む上で切っても切り離せないです
人によって効果時間や副作用の出方は様々ですが、効果時間が長いということはまだお薬の効果が残っているということです
高齢の方は夜中にトイレに行きたくなる方もいらっしゃいますその場合まだお薬は完全に切れていないので転倒のリスクがあります
実際転倒して怪我をしてしまったという方もいらっしゃいます
また朝起きても完全に薬が切れていなくて眠気、だるさが残ることももちろんあります
そうなるとその日の活動能力が低下してしまいますよね
同じ作用時間のタイプでも違う薬にしたら副作用なくなったわということもありますので薬が合わなかったら医師に相談して変更してもらうようにして下さいね
最近は眠気やだるさの副作用が少ない2️⃣のタイプの薬も増えてきました
こちらは体内時計のリズムを整えたり、睡眠状態へスイッチを切り替えるタイプのお薬になります
ロゼレム
ベルソムラ
という名前のお薬が処方箋されてる方はこのタイプです
2️⃣のタイプは副作用が比較的少なく依存も少ないですが、効果の実感としてはやはり1️⃣のタイプに比べて弱いのも事実です
どのお薬にも言えることですが
勝手に量を減らしたり増やしたりすることは絶対にやめて下さい
大変危険です
お薬は使い方を間違えると毒です
お薬を減らしたい、増やしたい場合は必ずお医者さんに相談して下さい
もしお医者さんに直接言い忘れた、言う時間がなかったという方も薬剤師に言っていただければ薬剤師の方から先生にお伝えが可能です
お薬のことで気になることがあればお気軽に聞いて下さいね
みなさんが安全にお薬が使えるよう努めています