名古屋市美術館で開催中の企画展

「フランソワ・ポンポン展」に行ってきました。






ポンポンって名前だけでも響きが可愛いのに、

彼がモチーフにしたのは動物たち!




こんなん絶対可愛いヤツいっぱいな企画展じゃん。

実際、入り口の実物大シロクマがもう可愛い。

(これは撮影可)






このシロクマがポンポンの代表作。

つるんとした表面が特徴です。



今ではこういうツルンとした動物のフィギュアなど、

当たり前のように世の中に溢れてはいますが、

当時これは斬新な手法で、かなり酷評もされたんだとか。




動物を作るときは毛並みや鳥の羽根の質感などを表現するのが当たり前だったそうで。

ツルンとした身体は手抜きだと思われてたのかな?




でもこれは自由な表現の一つ。

シンプル化させるために、動物を徹底的に観察してリアリティを追求しているのです。




動きが超リアルだからこそ、シンプル化が効果的なんですね。

基本がしっかり出来ているからこその型破りですね。








最後に展示されていたのもシロクマ。

(これも撮影可)

この作品で世に出ましたから、やはり代表作。



ポンポンは30年以上も下積み時代がある遅咲きの彫刻家です。

何十年も頑張り続けていくモチベーション、想像を絶します。




さて、僕は美術展見るときにいつも

「最も心に残った作品のポストカードを買う」

という遊びをしていまして。


今回はモグラの作品が1番好きだったので買おうとすると‥

残念ながらそのモグラは製品化されてませんでした。

全部があるわけじゃないのよ。




なのでシロクマとペリカンを購入。





我が家の壁の美術展コレクションに加わりました。

いい感じです。






以上、フランソワ・ポンポン展の記録でした。