二日酔いになりづらい食べ物と飲み方、6つのポイント
あっというまに年始に突入ですね。たくさん食べてたくさん飲んで、楽しい時期ではありますが、翌日二日酔いに悩まされる方は多いのではないでしょうか。今回は、二日酔い防止に役立つ6つのポイントを健康医療情報メディア「いしゃまち」が、ご紹介します。
⇒【前編】「二日酔いのメカニズム」 http://joshi-spa.jp/177981
◆1、飲酒前に高脂質なものを摂取しておく
脂質を事前に摂取することによって胃粘膜がカバーされ、アルコールの吸収がゆるやかになることが期待されます。その地特有のオリーブオイルやバターなど、事前に摂取することで二日酔いを防ぐことが昔から各国で行われていたようです。
◆2、必ず食事と一緒にお酒を飲む
何も食べずにお酒だけを飲むと、アルコールの吸収が速くなるために酔いが回りやすくなります。必ず食事とお酒を一緒に摂りましょう。
◆3、不純物の少ないお酒を選ぶ
お酒は「蒸留酒」と「醸造酒」に大きく分けることが出来ます。蒸留酒は醸造酒を加熱し、蒸発したアルコールを抽出し製造しているため、多くの不純物が除かれています。ここでの不純物とは、色素・味・香りのもとになるものも含みます。これら不純物が二日酔いの原因と言われているのです。したがって、二日酔いを避けたい方は蒸留酒を選んだほうが良いでしょう。蒸留酒は、焼酎・泡盛・ウイスキー・ブランデーなど。一方醸造酒は、日本酒・ワイン・ビールなどです。
ちなみに、赤ワインが白ワインより二日酔いしやすいことも、赤い色素などの不純物を多く含んでいるからだと言われています。
◆4、タンパク質を摂る
アルコールの代謝に必要な酵素、すなわちタンパク質の不足を避けることも重要です。アルコール代謝酵素の働きが不十分である場合、代謝が翌日まで続くことも想定されます。
枝豆・豆腐・肉・魚などはタンパク質を多く含みます。これらのおかずを積極的に選んでみましょう。
◆5、ビタミンB1を摂る
アルコールを代謝する際に大量のビタミンB群が消費されますが、最も不足しやすいのがビタミンB1です。これは重度のアルコール依存者がビタミンB1欠乏であることが多い理由でもあります。逆にビタミンB1をしっかり補給しておくことは、アルコールの代謝を促進し二日酔い防止に繋がるでしょう。
ビタミンB1が多い食材といえば、豚肉です。4番目のポイントと合わせて、できれば高タンパクなモモやヒレなどの部位を摂取したいですね。
◆6、ビタミンCを摂る
ビタミンB1と同様に、アルコール代謝に関わる栄養素です。ビタミンCを多く含むのは野菜や果物ですが、これらをお酒と一緒に摂れる機会はあまりないと思います。帰宅後、もしくは翌朝に、ビタミンCを多く含むジュースを飲むのは手軽な方法でおすすめです。この時期は冷蔵庫に常備しておいても良いかもしれません。
◆最後に
少し食べ方や飲み方を注意するだけで出来るような、取り組みやすいことをポイントにまとめてみました。これからの季節、つらい二日酔い防止に役立てていただけたらと思います。
【いしゃまち】
いしゃまち(http://www.ishamachi.com/)は、「大切な人の健康を守りたい」というコンセプトから生まれた健康医療情報メディアです。愛する恋人、大切な家族のちょっと気になるカラダとココロの悩みを解決したい。 「大切な人」が健康で、幸せに生きていくために役立つ情報を伝えたい。そんな想い が込められた「場」、それがいしゃまちです。
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