今まで他の人って、

全く分からない生物だった。

エイリアンみたいな。


 

だから怖くて

知りたい気持ちも湧かなかったし、

人と関わるのおっかなびっくりで、

 

 

いつどんな反応をするのか

わからないから、

下手に刺激してぼろが出ないように

と思っていたところも

たぶん心の奥底ではあるんだろうなぁ。

 

 

 

 

他の人に何かしてあげると、

自分から何かが奪われるって感覚だった。

 

 

 

 

でも、他人は自分の一部であり、分身。

相手が自分の一部なんだとすれば、

人に何かをしてあげても、

自分にしてあげてるのと同じ。

 

 

 

自分が与えてるものは、

増えもしなければ減りもしないで

自分に返ってくる。

 

 

 

 

 

自分を知る感覚で、

その人はどんな人なのか知りたくなる。

 

 

自分とピッタリ合うところを探して

話すのではなく、

その人の個性をそのままに

受け止められる気がする。

 

 

 

自分が出会った人に愛が湧くし、

怒られても、嫌われても、

自分からは

繋がりを切らない感じがする。

 

 

 

こう思って見ると、

自分と相手のつながりが太くなる感じがするし、

人と話すときのハードルが下がった気がしたよ。

 

 

 

今までめっちゃ細いつながりを、

相手に合わせて変形させてるって感じだったから。

そうしないと嫌われると思ってたから。

 

 

別に相手に嫌われても、怒られても

自分がどうなるわけでもないんだよね。

 

 

 

悲しいけど、

自分が相手を嫌わなければ、

相手から嫌われても

 

 

 

「あぁ、あなたはそうなんだ~」

ってだけな気がした。