こんにちは。
「女性のための東洋医学講座」の講師を担当します、高木友子です。
11月20日の講座の向けて、自己紹介と講座の紹介をしていきたいと思います。
今回は、私の秘密をお話しようと思います。
私には、自信がありませんでした。
鍼灸師になって、様々な学会、治療法の講習会に行って、お金も時間もかけました。
患者さんの病気を治したくて、たくさん本も読んで、一生懸命勉強しました。
それでも、自信は埋まらず、むしろ余計苦しくなる一方。
そこで講演する先生は自信満々なのに、私の何がいけないんだろう…
そうやって、人と比べてばかりいました。
自信って、自分を信じると書きます。でも私は、自分の感情さえ否定していました。
怒りが沸いても、自分が我慢すればいいやって、感情を感じることも許してなかったのです。
絶対に自分だけは自分の味方でいよう。
絶対に自分だけは自分を責めないでいよう。
そう決めると、別に相手に言い返さなくても、状況が変わらなくても、安堵感が広がりました。
本当に必要だったのは、知識でも技術でもなく、自分自身から湧き出る感情をただ受けとめることだったのです。