ふと、水産センターに、無料で見られる小さい水族館があることを思い出した。まだ見ていないので行くことにした。海沿いの道を歩いた。あいかわらず汗が出る。
水産センターの小さい水族館は、研究所の一部を見学させてもらうような感じのところだった。南国の魚というのは、人の顔に似ていて、愛嬌がある。頭がよさそうではないけれど、親しみやすい顔をしている。それにしても、色んな種類の生き物がいるものだ。
水族館の中の一番大きい水槽に、1匹のカメが、泳いでいた。
母島のカメの放流で、砂浜をバタバタ歩くカメをみたけれど、水の中のカメはまったく違う。
ゆったりとヒレを動かして、のんびり、気持ち良さそうに泳ぐ。カメが泳ぐ姿を、はじめて見た。
カメって、優雅に泳ぐのだなあと思った。
