アラフォーになると、本人も年をとっているが、親も年をとっている。
若い頃はムカつく親も、大人になると、当時の親の心境も少しは理解できるようになり、親のありがたみが身にしみてきたりもする。
そして、そんな親は余生少ないヨボヨボ翁。
子どもの頃の親の姿は、今の自分くらいの年齢であったけれど、自分の成長とともに(当然だが)親も老いていた。
そんな親の姿を目の当たりにして、自分がいかに親不幸なバカ女だったかにやっと気づくかつこ。
学校のお勉強は一生懸命がんばった。お仕事も一生懸命がんばった。婚活もがんばった。
でも、何も成せていない。
そこで、かつこはお世話になっている縁結びの神様・東京大神宮さまへ、人生で最も真剣に、お願い事をしに行った。
「神様、今までのわがままを許してください。どうか、親孝行させてください。親が生きているうちに、孫の顔を見させてあげてください。そして、結婚するだんなさんも、子どもも、だんなさんのご両親も、たくさん幸せにさせてください。」
今まで社会の毒を吐き、自分勝手なお願いことばかりだったかつこが、アラフォーにして初めて他人のために、真剣に祈った。
その日の夜に、奇跡が起こった。
