江戸時代に、水野南北という、観相(占い)の大家がいた。


十代の頃から盗み酒をし、ばくちとケンカに明け暮れ、素行不良のためについに入牢。

その牢屋の中で、「人相」と「人の運命」に関係があることに興味を持つ。


それから、髪結いの弟子として仕事をしながら人相の研究、

銭湯の流しの仕事をしながら人の裸の姿を研究、

死体を運ぶ仕事をして、死体を切り開き、運の悪い人は内臓、とくに胃や腸の中の色やツヤ、残存物が悪いことを発見した。


だまってすわれば、人の運勢をピタリと当てる大御所になったそうだ。


その人が唱えたのが、「運は食なり」ということ。

食事をかえることは、健康に良いだけではなくて、なにをやっても思うようにならない凶運を吉運にかえることができるということ。


食べるということは、自然界の命をいただいているということ。

食事は、分を超えないようにすると、自然の徳が得られるということ。

そんな水野先生は、「願い事を叶えたいなら、食を神に奉じなさい」と
相談に来た人に言った。


食は、自分の命を養う基本。これを神さまに献じるというのは、自分の命を献じるのと同じこと。

どうするのかというと、いつもご飯を3膳食べる人なら、2膳だけにしてして、1膳を神様に献じる。

実際に神棚にお供えするのではなくて、心の中で念じる。そうすると、その1膳を神仏が受け取ってくれる。
そうすれば、どんな願いごとでも叶えられる。小さい願いごとなら1年で、普通の願いごとなら3年、そして大望は10年で叶う。

………


合コンに参加しまくった。お見合いパーティにいきまくった。結婚相談所でも活動した。紹介も頼んだ。そして、ついに占い師に相談したり、部屋を風水インテリアに改善したり、吉方位というところへの旅行もしてみた。


それでも、いまだにシングルのかつこ。


理想のパートナーを思い描き、観相の大家が語る祈願方法を実践してみようかと思う。


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