知人に、ある年配のご夫婦の話をきいた。
戦時中、夫は、戦争へ行くことになった。
彼は、戦争で、死ぬかもしれないと思った。
当時の日本は、戦争に行ったら、生きて帰ったくることがむずかしい状況だった。
彼は、自分が死んだ後の妻のことを考えた。
自分が死んだら、彼女はどうやって、生きていけるか。
そこで、戦争に行く前に、夫は妻に、商売を始めさせた。
自分の身になにかあっても、妻が生きていけるように。
また、別の夫婦の話もある。
とても、仲の悪い夫婦がいた。
夫は、自分が死んだ後、今まで払ってきた保険金が妻に支払われるのは悔しいと思った。
高齢になって、保険を解約して、自分のために使ってしまった。
「愛はお金じゃない」とよく言われるけど、生きて行くには、お金が必要だ。
相手を大事に思うなら、伴侶の生活について、考えてあげるのも、愛情なのだと思う。