「ブラジリアンワックス」というのが、密かなブームになっている。
1年前には実行者はまだ少なかったものの、いまや有名な店では予約も数日待ちという勢いで、
ネイルサロンのように、一駅に一軒という日も、将来やってくるかもしれない。
この「ブラジリアンワックス」とは何かというと、アソコの部分にジェル状のオイルのようなものを塗って、その上にテープを貼って毛をひっこぬく、というモノ。
アメリカのドラマ『セッ●スアンドシティ』の主人公が経験するシーンがあって、有名になったそうだ。
映画版では、登場人物が忙しくて処理をしていないために「だんなに浮気されたんだ。」なんて言われるシーンがある。
アラフォー世代の女子はアソコの脱毛なんて言えば、パンティラインからはみ出たものだけ処理すればいいという考え方がちだが、21世紀の現在、なんとツルツルにしてしまう人が多いらしい。
……いったい、なんのために。
好奇心旺盛なじんせいかつこ。
流行に乗っってみたくて某店舗に行ってみた。
毛抜き師のお嬢さんが、作業しながらいろいろおしゃべりしてくれる。
「彼氏に『行って来て~』と言われて、いらっしゃる方、多いんですよ~」と、毛抜き師。
これ、けっこうイタイ。
テープをむしられる瞬間に、「うおっ」っと、太い悲鳴をあげてしまう。
完成するまで約40分。イタイ。
恋人にさらに好かれるため、女子たちはかくれた努力をしているのだ。
「はい。できました~♥」まるでお菓子の飾り付けが完成したような声を発する毛抜き師。
「どうぞ。鏡でご確認ください」
そして、彼女は手鏡をわたして部屋を出た。部屋には姿見が置いてある。
確認するかつこ。あの部分だけ、ティーンより前の年代に若返っている。
毛抜きの影響で、ニホンザルのお尻のようになっている。はれは、3日くらいでひくらしい。
チャンスはいつ訪れるかわからない。
アソコの毛がジャングルのために、チャンスを逃すわけにはいかない。
女子ってたいへん。この努力が、いつか報われる日がきますように。