今週、12年ぶりに救急対応をしました。


特養から専業主婦からデイと、障害者施設。


そして、今の有料老人ホーム。



救急対応をしたのは12年ぶり。


デイは救急搬送する事はなかったし、


障害者施設は夜勤に必ずナースが居たから初期の発見はあっても、救急対応はせずに済んだ。


特養時代にすごく鍛えられた経験のおかげで


なんとか、事なきを得ましたが


ブランクの不安さに、少しだけ手が震えました。



管理者という立場から


そんな不安さなんて出せないし、冷静さと優先順位、周囲のフォローも含めて的確に指示を出さなければならない。


震えた手なんて見せられない。


怖かった、でも、絶対死なせる訳にはいかないというみんなのチームワークのおかげで、1人の命を救えた。



良かった…ほんとに助かって本当に良かった。


旦那さんと涙を流しながら会話をしているその方を見て


安心感より、身が引き締められた。



旦那様にとって、この方は大切な奥様。


旦那様が面倒をみられない分、


私達は、お世話をさせて頂いている。



今いる20名の命を、守る立場。



身が引き締まって当然だ。



私は娘が何度となく死にそうになり、


何度も救急車に乗ったし、


入院も何度も付き添った。




大切な恋人を亡くし、


冷たくなった彼と一緒に救急車に乗った。




トラウマなんて無いと言ったら嘘だけど


私の仕事は生命に関わる仕事。




命を救うのが仕事ではなく、守るのが仕事。



トラウマなんて、言ってるひまなんて微塵もないのだ。




さっき、テレビで


部活の合宿中に亡くなった娘さんの話をみて


涙が止まらなかった。



早期発見、早期対応なら助かってた命が


本人の「大丈夫」で、帰らぬ命になった。



何度も気づくチャンスはあって


おかしい、いつもと違う


で、気づけていたのに。




私達の仕事もおなじ。


なんかいつもと違う。

あれ?

この方、こんな感じだったっけ?



そんな些細な変化に気づかないとならない。



よーく、見ていれば気づけるけど


魔の瞬間ってのは、いつやってくるか、わからない。


その魔の瞬間の先を読まなくてはならない。




責任感、半端ない。




楽しいんだけどさ。


好きなんだけどさ。




いのちって、重たいんだよ。


大事なんだな、いのちって。