3/4 ちょっとせつない話し | 女性専門のオーストラリア留学 ワーキングホリデーサポート     アクティブウーマン公式ブログ

3/4 ちょっとせつない話し

「ちょっとせつない話」


エージェント向けに、いつもメルマガを送ってくれる学校さんがあります。

インフォーラム・エデュケーション



ちょっといい話だったので、シェアします。



ここから
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YukiがINFORUMに「帰ってきた」。Yukiが自分の行動を「帰ってきた」といった。



YukiがINFORUMにいた頃はYukiが3名同時期に滞在。皆それぞれのYukiをSmall Yuki, Old Yuki, Strange Yukiと分けて呼んでいた。



今回戻ってきたYukiはStrange Yuki。


彼女は少し自閉症の症状が見られ、人とのコミュニケーションを視線を避けるため目をつぶり、おどおどしながら行うため、Strange Yukiと呼ばれるようになった。

SmallもOldもStrangeも全部良い意味での形容詞ではないが、呼ぶ人が親しみを込めて呼ぶため、
本人もStrange Yukiと呼ばれるのが気に入り、卒業する頃には目を合わせる事も出来るようになり、
誰よりもクラスで五月蝿く、誰よりもスタッフを邪魔して喋りに来る、
誰もが知っている生徒になっていた。




Yuki 、INFORUMで勉強後、シドニーに行き、働き出そうとした時に母親が急に倒れ帰国後彼女の看病の甲斐なく亡くなってしまった。ワーホリでオーストラリアに来る前は、やっと出来た彼も交通事故で亡くなり、頭ごなしの父親との関係は上手くいかないらしく、今回戻ってきた時、彼女はやっぱりまた目をつぶって話をするようになっていた。



オフィスで話をしているうちに、少しずつインフォーラムにいた時のStrange Yukiにもどり、少し目が合ってきた。それと同時に、胸の中の思いが言葉になり出てくる。


「生きていれば必ずええ事あるしな、あんた、そう信じて頑張りや!」っていつもお母さんが励ましてくれたのに、どこを探してもお母さんいいひん、と私のオフィスで泣き続ける。



「いつまで泣いとんのや!」と父親に言われ、「インフォーラムに戻ってきたら、またお母さんがいるんちゃうか思うてな、そんで、泣いても怒られんちゃうか思うて来た。お母さんが頑張ったら何かええ事ある言うたし、戻って来たらまたええ事あると思ってきた。」



一体、こんなYukiに、話を聞いてあげるほか、どうしてあげる事ができるんだろう。

一緒に泣いて、お母さんの言う通り生きてたらいい事あるから、頑張るんだよYuki、と励ましにならない励まししか出来ない自分。



丁度日本から来ていた私の母、生きている事、一緒にこうして時間を過ごせることに感謝し、その夕方、帰宅後母をしっかり抱きしめて、「オモニ、来てくれてありがとう。私の母でいてくれてありがとう。」と泣きながら伝えた。「あらら、どうしたのあんた、急に。」と驚く母も泣いている。



Yukiも私の母も今週日本へ帰って行った。



生徒が来て、巣立ち、また戻ってくる INFORUM。みんなその時その時の不安、喜び、希望、怒り、悲しみを私たちスタッフや友人と共有する。重い事もある。うれしい事もある。無力なこともある。人間だからしょうがないと思う。でも、どんな思いでも、しっかり一緒に感じてあげようと思った。



Jun