仕事が立て込んでいまして、久し振りの記事投稿になります😅
今回のお話はショパール(Chopard)の腕時計についてです
御存じの方も多いと思いますが、ショパールは1860年創業のスイスの高級腕時計&宝飾品ブランドです
ダイヤをあしらった腕時計が有名で、文字盤と風防(前面のガラス)の間の空間に何粒かのダイヤが動くタイプをご覧になったことが有る方も多いと思いますし
一般的なお店ではお目にかかれない、時計のケース外周に豪華にダイヤをあしらった貴金属製の超高級(数百万~1千万弱)な腕時計(ルール・ドゥ・ディアマン)も存在します🌞
※ハッピースポーツ
※ルール・ドゥ・ディアマン
ただ問題はショパールの腕時計には電池式のクオーツも多く、その電池交換も含めた構造がとても特殊で時計屋泣かせだって事です💦
当店ではオークションで落とした中古品をお客様に販売する事も有るのですが…、以前に外装と中身が違っていた事が有り😅最近はちゃんと中身を確認してから販売する様になったのですが
今回はハッピースポーツの裏蓋を開けて中身を確認したのですが、裏蓋のネジがやけに長いと思ったら風防までそのネジで留めていて、結果表側のダイヤも含めて風防側も全部バラけてしまい、元に戻すのにかなり苦労しました💦(正直神経が削られます)
私はまだ経験不足なのでショパールを扱ったのはまだ数回ですが、今のところ時計毎に構造が違い毎回「もうショパールは嫌~」ってウンザリしています😅
そして開けるだけでもそれだけ苦労するので、電池交換ともなると私では不可能な可能性が高いです💦
他店で見ても安いお店でも電池交換5,500円~になっていますし、高いお店だと納期3週間で8,800円なんてお店も見掛けました
正規店に持ち込んだ場合どれくらいの金額を提示されるのか分かりませんが…、普通の街によくある時計の電池交換をしてくれる所では、断られる可能性も有ると考えてもらった方が正解かもしれません😅
かく言う当店も今後断るリストに加えるのか、高額な料金設定で対応するのか、協議していくことになると思います
元時計製造メーカーの者から言わせてもらうと、この様な構造にする必然性が全く無く、自社の直営店で出来る限り修理の対応をしたいと言う意図でも有るんだじゃないのかな?、と思います😅
ちなみに豆知識として、ソーラー発電の時計の充電池の交換とGショックの電池交換は、多くのお店で断られる可能性が高いので、覚えておくといいかもしれません
充電池はそもそもメーカーにしか無い事が多く、両者とも気密性の関係で普通には開けられない構造になっていたりもしますし、よしんば開けられたとしても元の状態に戻せる保証が出来ないのだと思います😅