大変だなぁ。
……当たり前ですが!
そんなこんなで、11月の学内定期公演に向けて、我がクラスでは生徒主体の自主練習が始まりました。
演出志望で、クラスでは演出助手チームのチーフであるにこは、この自主練では指揮をとるわけであります。
初日は、上々でした!
課題はいくつか見えたけれど、同じくらい手ごたえもあった。
一番の問題は、自主練に求めるものや取り組み方が、わたしと何人かの子らとの間で大きく違ったこと。
あるいは、『演出助手』という役柄に求めるものが、と言ったほうが正しいのかもしれない。
ある子には「そこまでする必要はない」と言われ、またある子には「あなたの思うようにやりなさい」と言われ、
なんというか作曲家には哀愁を込めて歌えと言われ、総監督には情熱的に歌えと言われた宇宙戦艦ヤマトのささきいさおさま的この状況。違うか\(^O^)/
正直、この一仕事で、自分の演出としての考え方や取り組み方を、腕試ししたいとい下心はないとは言えない。
むしろ、大いにある。←
だけど、からといって、なにも自分で演出してやろうとは思ってない。
ただ、やっぱりやるからには、少しでもいい芝居になるように尽力したい。
舞台上の動きをつけようとは思ってないけど、心の動きはつけたい。
舞台上で台詞を間違えずに喋ったり、おろおろと動いたりしないように練習したいんじゃなくて、
先生にどんな動きやリアクションを求められても、おろおろせずに動ける心をつくりたい。
それが先生の演出の前に準備するってことだと思うし、喋れて、動けるってことだと思う。
今日の稽古の調子じゃ、だめだ。ただ台本を追って喋って動いてみただけ。
心はちっとも動いてない。きっとこれじゃ、違うやり方を求められたらみんな対応できない。
それじゃあ、準備してきたとは言えない。それじゃ、自主練習の意味がない。
だけど、そういうのって人それぞれ演劇観があって、取り組み方があって、ペースがあって、
信念があって、プライドがあって、情熱がある。
ぶつかるのは、痛いんだろうなぁ。
そうぼんやりと考える初日でした。
それらがクラスメイト一人ひとりにあって、一人ひとりと衝突してたらほんと考えただけで心折れそう←
いや、でも、楽しいす!
やっぱりぶつかり合いあっての芝居ですしね!
何かと何かがぶつからないと、音は響かないわけですから!
彼女の気持ちもわかるし、自主練習とはいえ稽古に真剣な気持ちは嬉しいし、
何よりもわたしは彼女のことを尊敬しているから、きちんと向かい合いたいと思ってる。
これからの自主練習にはもちろん、わたしの夢への道のりにも大きく関わる大事なことですから!
明後日のお昼休みに彼女とは熱く語らいます!
お互いの演劇観を刺激しあえるような、視界が開けるような話し合いになったらいいと思います!
単刀直入に言うと喧嘩にならないといいな!\(^O^)/