太陽フレアが発生するとどんな影響があるのか
少し考察してみました
動画含めて長いです

さて太陽フレア・イベントを心配している方もいると思う
送電線網が解けて停電が発生し、江戸時代に戻るとか言っている人もいる

来年2025年には、11年周期の太陽活動がピークに達する
2025年には、大きな太陽フレア・イベントが発生する可能性があるという

それで大きなX級太陽フレアが発生したときに何が起こるのか
X級太陽フレアによって、自分が今のところ理解できていること、理解できていないことをまとめておきたいと思った

自分のために書いているので、随時理解できたことは書き換えていきたいと思っている

日本の総務省も、大規模な太陽フレアが生じたときの影響について、2022年「宇宙天気予報の高度化の在り方に関する検討会」を開いている
そちらのリンクも貼っておく

 

 

 

それぞれが今年の夏くらいから徐々に大きくなる大規模な太陽フレア・イベントに、自己責任において対策を練っておく必要があると思う

停電だけでなく食糧供給も滞る

 

 

大規模な太陽フレア被害について、どんなリスクがあるのかいまだに認知されていない
また、太陽フレアによる最悪な事態は、あくまでも予測であり、また想定されている被害であり、予言でも確実に起こることでもない


私たちの生活にどんな影響が及ぶのか、まだ確実なことはわかっていない


前の記事でも書いたが、まず基本的なことをまとめておきたい

最初に発見したのは、1859年イギリスの天文学者リチャード・キャリントン
日本は江戸時代
俗に言う、キャリントンイベントとして有名

1989年には、大規模な太陽フレアの発生により、カナダで約9時間にわたる大規模停電が発生している
また、2022年には、太陽フレアの発生により、イーロンマスク率いるスペースX社の人工衛星が、40基大気圏に墜落し燃え尽きた

大規模な太陽フレアが引き起こすリスク
到達する電磁波や物質によって、
①8分後
②30分~2日後
③2~3日後
に分けて考えることができる

約8分後
太陽フレアの観測とほぼ同時に、X線や紫外線などの強い電磁波が降り注ぐ
その時の地球の向きによって、影響が違う
地球の昼間側では、短波通信に障害が起きやすくなる
短波は、3~30MHz帯の周波数
アマチュア無線などしていなければ、ほとんどの人には影響はないものと思われる
航空機や船舶なども、今はほとんど衛星経由通信なのでほとんどの人には影響はないと思う

30分後から、プロトン現象が起きる
高エネルギー粒子が地球に到達するが、宇宙飛行士や飛行機に乗っている人は被爆する

ただし、飛行機によく乗る人は常に被爆している

大規模太陽フレアによるプロトン現象によって被爆する影響は、それまでそれほど飛行機に乗っていなければ、それほど心配する必要はないと思われる

2日後くらいから、CME(コロナ質量放出)の影響が地球全体に影響を及ぼす
太陽からプラズマの塊が放出され、直撃すれば大災害になるおそれがある
人口衛星が帯電し、地上の電子機器が壊れ、送電網に大電流が流れる恐れがある



一番心配なのは、大規模な太陽フレアによって2日後くらいから生じるCME到達
電力網への影響による停電、そして電子機器、輸送への影響だ
もし予測されている最悪な事態が生じると江戸時代に戻ることになる

自分は、それほどの事態は生じないと思っている
もちろん、最悪なリスクは想定しておく必要がある

 

 

 

 

 

 

上に貼ってある「太陽嵐による電力システム崩壊」の動画は最悪の事態を想定している
必ずそうなるとは限らない

もちろん、電力システムの一部が数日停電する可能性もある
マンションの上層階に住んでいたり、エレベータに乗っていたら大変なことになることはだれでもわかるだろう


災害に犠牲はつきものだが、それぞれ自己責任でシミレーションし対策をしているとは思う

ただ、太陽嵐による電力システム崩壊の動画にあるような最悪な事態は、X5クラスの太陽フレアでは起こらないと自分は考えている
想定しているのはX30級、X40級クラスの太陽フレアで、そう起こるものではない

まぁ来年2025年は、X30クラスが起きるといわれているが
もし起きるとしたら、前日に大量に持ち株整理で株が売られるだろう
ヘッジファンドや保険屋の情報は早い

さて大規模太陽フレアが生じ、CMEコロナ放出が地球に到達すると大規模な停電が生じると言われている
しかし、誘導電流によって電線が解けるということが理解できない
そんなに大きな電流が生じるほどの磁界が生じるのだろうか?

停電は前の記事にも書いたように、直流電流が接地面から変圧器に入り込み起きる

太陽フレアから飛び出した電子は、まず地球の磁場シールドによって流され、極に近いところでオーロラを生じさせる
地球の磁気シールドも弱い部分があるので、そこから地上にぶつかるものもある
地質や地盤によるが、帯電した電流が送電設備に逆流する
もしくは、地下にしみ込んだ雨や水源から送電設備に流れることは考えられると思う

ただし、機器が故障しないようにその前に人為的に、もしくは保護回路が働いて送電をストップさせると思う
それは一般家庭でも起こりえるので、コンセントから直流電流が入り込み電化製品を壊すこともあり得るとは思う

放電させればいいような気もする
しばらくの間、電荷が地盤に蓄えられているわけだから・・・


さて、前回の強い太陽フレアで、静止衛星が行方不明になり、いくつかの衛星が落下した
一説では、太陽フレアによって空気が膨張し衛星の軌道が外れたという人もいる

静止衛星は、シールドの塊だ
衛星を壊すのは、太陽光パネルに磁気嵐がぶつかり電源を損失したのではと仮説を立てて考えている
強烈なGも加わり静止軌道を外れ、落下したのでは?

そして太陽フレアが発生すると、スマホが故障するということだが、前の記事でも書いたがスマホもシールドの塊
アンテナから入り込むことも考えたが、SAWフィルターでカットされるし、アンテナの長さが高周波用に設計されているので特に何も起こらないと思う
もちろん充電中だとしたら電源回路から直流電流が流れ込み電源が壊れることはあると思う

次元は違うが、以下の動画が多少参考になる

 

 

さて

太陽フレアのことについて書いてきたが、EMP電磁パルス攻撃とは何が違うのだろう

資料として貼っておこうと思う

 

 

太陽フレアでのEMPとEMP兵器とでは、生じる周波数が異なるとは思う

それに大気圏外で生じたものと、内で生じたもの、人為的なものとでは違うと思う

 

 

多分、カギとなるのは周波数帯

車のエンジンは止まったが、窓の開閉はできているようだ

つまり、コイルが焼き切れた

車の制御回路もシールドの塊

 

 

DJIのphantomを分解したことがある

phantom4PROだけどほとんど、本体も無線機もシールドはされていなかったな

ドーローンが落ちたのは当然だ

落ちたドローンを分解してみたい

 

最終更新

2024.5.22