クラウドの月額も、NASの購入もいらない。家に転がっている古いAndroidがあれば、今日から写真の自動バックアップが始まります。同じWi-Fiで選ぶだけ、設定は3ステップです。

結論:古いスマホが保存先になる

いちばん簡単なバックアップ先は、使わなくなったAndroidです。ShareOrBackupを両方の端末に入れ、同じWi-Fiにつないで相手を選ぶだけでつながります。NASもケーブルもいりません。古い端末を家の片隅に置き、充電器につないでおけば、それがそのまま「お家のバックアップ先」になります。

なぜクラウドをやめるのか

写真は年々増えるのに、クラウドの空き容量はすぐ一杯になります。追加課金を続けるより、家にある端末へ自動でコピーできれば月額はかかりません。ShareOrBackupの追加課金は買い切りのPro(¥980)だけで、クラウドのような月額はありません。データは外部クラウドに送らず、同じWi-Fiの中でやりとりするので、写真も資料も家の外に出ません。

用意するもの

  • 写真が入っているAndroid端末(Android 8.0以上)
  • 保存先にする古いAndroid端末(同じくShareOrBackupをインストール)
  • 両方がつながるお家のWi-Fi

保存先の空き容量だけ確認してください。写真の合計サイズより少し多めに空けておくと安心です。

手順1:機器を追加する(アプリ同士)

  1. 両方の端末でShareOrBackupを開く
  2. 同じWi-Fiにつなぐ
  3. 送る側の「機器を追加」で、自動検出の一覧から保存先の端末を選ぶ

同じWi-Fiなら相手は自動で見つかります。ユーザー名やパスワードの入力は、アプリ同士では不要です。SMBやSFTPと聞くと難しそうですが、アプリ同士なら「選ぶだけ」で終わります。

手順2:フォルダを選ぶ

バックアップしたい端末側のフォルダ(例:カメラ/DCIM)と、保存先の受け皿フォルダを選びます。Android 11以降では、フォルダ選択時にOSのアクセス許可ダイアログが出ます。「許可」を選んでください。最初は写真フォルダ1つに絞ると、動作確認が速く終わります。

手順3:自動バックアップをONにする

「片方向バックアップ」を選べば、スマホから保存先への一方通行で保存されます。以後、同じWi-Fiにつながるたびに自動でバックアップされます。帰宅してWi-Fiにつながった瞬間に始まり、画面を閉じていてもバックグラウンドで進みます。寝る前にケーブルをつなぐ手間も、クラウドの残り容量を気にするストレスもありません。

つまずきポイント3つ

  • つながらない → 両方が同じWi-Fi(2.4GHzと5GHzの混在でも同じルーター配下なら可)か確認。モバイルデータ通信中は見つかりません
  • フォルダが選べない → Android 11以降の許可ダイアログで「許可」を選ぶ。一度拒否したらOSの設定から権限を付け直す
  • 画面を閉じると止まる気がする → 端末のバッテリー最適化でShareOrBackupを「制限なし」にする。アプリ側はバックグラウンド動作と復帰に対応しています

応用:SMB・SFTP・WebDAV・S3・USBメモリ

慣れてきたら保存先を増やせます。NASやWindows PCがある場合は「SMB」(通常ポート445)を選び、アドレスとユーザー名・パスワードを入れます。通信を暗号化したい場合は「SFTP」、レンタルサーバー等は「WebDAV」や「S3互換」が使えます。NASがない場合も、USBメモリや外付けドライブを保存先にできます。双方向にしたい場合は「フォルダ同期」を選ぶと、2台のフォルダが同じ状態に保たれます。

削除ガード:うっかりミスを防ぐ

バックアップでいちばんこわいのは「大事なファイルを消してしまうこと」です。ShareOrBackupは大量削除を検知すると確認を求め、勝手には消しません。削除や上書きの前の版は7日間 .trash に残り、履歴から戻せます。自動だからこそ、消すときだけは慎重に止まります。

料金と広告

基本機能は無料で使えます。保存先の追加やプロトコルに制限がかかって足りなくなったら、Pro(買い切り¥980)で全プロトコルとリンク無制限が使えます。クラウドのような月額課金はなく、アプリ内に広告もありません。転送は家庭内ネットワーク内で完結するので、通信量の心配もいりません。

よくある質問

  • 古い端末のAndroidが古くても大丈夫? → Android 8.0以上なら動きます。念のため、送る側・受ける側の両方を最新版に更新してください
  • バッテリーが心配 → 保存先は充電器につなぎっぱなしが前提です。送る側は外出先では動かず、帰宅後のWi-Fi接続時だけ動くので、日常の電池持ちへの影響は小さくなります
  • 写真以外の資料もいける? → フォルダ単位の指定なので、資料フォルダも同じ手順で追加できます。大事な資料は「フォルダ同期」ではなく「片方向バックアップ」にしておくと、誤って消したものが逆流しません
  • 機種変更したらどうする? → 新しい端末にアプリを入れ、同じ手順で保存先を選び直せば終わりです。古い保存先に残ったデータはそのまま残ります
  • 保存先が壊れたら? → 保存先は1台に限りません。USBメモリや外付けドライブを第2の保存先にしておくと安心です

まとめ

「クラウドに預けっぱなし」から「お家のWi-Fiで自動バックアップ」へ。古いスマホ1台あれば、今日から始められます。無料で始められて、足りなくなったらPro(買い切り¥980)で全プロトコルとリンク無制限が使えます。広告なし、クラウドの月額なし、転送は家庭内ネットワーク内で完結します。


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