京王井の頭線千歳烏山駅を中心に不動産探しをする場合、下記住所で探すことになります。
『北烏山、南烏山、給田、上祖師谷、粕谷』
◎千歳烏山駅を最寄りとする住宅を、無理なく購入する条件◎
■予算
千歳烏山駅を最寄りとして探す場合、一般的な新築住宅を買おうとすると4680万円以上は必要になります。
世田谷区では、低層住宅街の美しい町並みを維持するために「敷地面積の最低限度」というものが決まっています。そのため基本的に土地を70平米（約18坪）以下に分割出来ません。ただし、あくまでこれは低層住宅街に限った規制であり、駅の一部周辺には規制に当てはまらないエリアもあります。しかし、そういった場所でも周囲との調和を考えて、小さく分割しても大抵の場合は60平米程度の土地となっています。
また、駅周辺の坪単価が170万円程度はしますので、土地だけで3080万円、平均的な建物金額1600万円も含めると4680万円はしてしまうのです。
といった理由から4680万円以下の不動産が出づらいのが現状です。
また4680万円の不動産を購入した場合、月々の返済額は約13万円となります。
（頭金なし、ボーナス併用なし、金利1.075%、35年ローンで計算した場合）
※千歳烏山駅周辺、4000万円台～5000万円台の住宅
基本的に2階建てが多く、一部容積率の高い場所では3階建てが建っています。
■収入
この予算で探していく場合、世帯での合計で年収710万円以上が必要になります。
（平成24年1月現在、返済比率35%、試算金利4%にて計算）
もちろん各銀行、お客様の条件次第で多少の変動をしますが、これを目安に考えて頂いて問題ないと思います。
■自己資金額
諸費用で必要とされるのが、物件価格の約8％と言われています。
仮に予算額4680万円の場合、約374万円が必要となる自己資金額となります。
（ここでの自己資金額は、あくまでも物件を購入する場合に必要な諸費用の金額であり、頭金とは別です）
■間取り
この記事を書いている平成24年1月現在、千歳烏山駅周辺で4680万円台の住宅における平均的な間取りは以下のようになっています。※あくまで広さの参考例です
広さでいうと、おおよそ80平米程度で、3LDK～4LDKが建てられます。
これは予算の項目で書いたように、千歳烏山駅周辺では70平米以上の土地が多くあります。また容積率（敷地面積に対する延べ床面積）の制限が土地面積に対して80～100%という場所がほとんどです。その場合70平米の土地だと、最大で70平米の間取りが入ります。
また、敷地面積の規制がかからない場所では60平米程度の土地が多く、そこでは容積率が160％～200％程度となっていますので最大で120平米が入る計算になりますが、実際にはその他の様々な規制との兼ね合いにより80～90平米程度の間取りになります。
自然豊かで環境の整ってる千歳烏山駅周辺は商店街の雰囲気や都心へのアクセスの良さから人気があります。都心への近さや暮らしやすさに対して土地の値段がそれほど高くないのも人気の一つでしょう。
このエリアでの重要なポイントは、人気の一つでもある自然豊かな環境を守る様々な規制が多い地域だということです。
土地の分割の制限に始まり、規制区域内では通常よりも厳しく建築を制限されます。そのため同じ土地の大きさであるにもかかわらず、間取りが小さかったり、建物の金額が高かったりすることがあります。
どのエリアでもそうなのですが、住宅探しにはどうしても専門的な知識がついてまわります。ですので、少しでも疑問に思ったことはどんどん質問してみてください。様々な疑問にしっかりと回答してくれる不動産仲介業者を選ぶことが、満足の行く住宅探しにつながります。信頼のおける仲介業者を皆様も見つけてみてください。
東京都内での住宅探しにおけるご相談はいつでも承っております。どうぞお気軽にご相談ください。