まじめにやってるけど120%ではない | チームビルディング あり方の専門家 倉科直樹の部屋

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人間関係(コミュニケーション)の本質を「チームビルディング」「しつもんZEN 禅」「魔法のスイッチ」などを通して語ります。
極意「いてくれてありがとう(存在承認・心理的安全性)」をチームビルディング協会副理事長「ナオ」が語ります。

おはようございます!
土曜日にシニアリトルの野球チームに対してチームビルディング研修を
行ってきました。

私にとっての壁は2時間という時間制限。
この短い時間でどれだけ学びを深めることができるのか?
そして、効果を持続させる事が出来るのか?

ゲームアクティビティは一見単純なゲームですから
ふざけて取り組んでしまいがち。
どれだけ、本気で取り組めるかによって成果が変わります。

今回はリトルシニアのチームですから、取り組みに対しての
意識は高めです。

でも、本気じゃなかった・・・

まじめにやってるけど120%ではない。

十分にアイスブレイクを行って、ムードを良くして
ネームトスというゲームを行いました。

名前を呼んで、その相手にボールを投げる。
受け取った人は、また別の人の名前を呼んでボールを投げる。
この繰り返し。
途中でボールを落下させずに、指定された時間パスを回し続けます。

野球チームのメンバー30人にボールを11個!
1分間の継続パスがなかなかできません。

作戦会議の時間を提供し、子供たちだけで話し合いをしてもらいました。

メンバー全員でやり方についての話し合いが始まります。
キャプテンがリードするものの全体で5つぐらいの小集団ができ
それぞれが、勝手な事を喋っている・・・

私が子供たちに投げかけた質問は、
「今チームメンバーは何人ですか?」

キャプテンが即座に「30名です。」と答えてくれました。
私は再度「今チームメンバーは何人ですか?」と投げかけました。

「みんなの様子を見ていると、このチームが30名には見えないんだよね。
5~6チームに見える。」

「このゲームで結果を出すためにどうしたらいいか?
チームとして作戦を立てて欲しいです。」

といって、輪から離れました。

すると、それまでバラバラ感のあった選手たちがぐっと近づいていき
順番に発言していく様子が見られたのです。

作戦がまとまって、実際にゲームを再開しますが
ミスが2~3回続きます。

ミスをしたメンバーを責めることはなく「ドンマイ!」という声が出ている状態。

今このチームには真剣度が足りないと感じたので、

ここで「今、本気でつまり120%集中して必ずやり遂げようと決意して
取り組んだ!といえる状態を“100”とした時に今の取り組みは数字で表すと
どれくらい?」

と聞いて、指の角度で表現してもらったところ、平均70%くらいでした。

「チームで成果を出すためには、指の角度(本気度)がどれくらいになれば
いいと思う?つまりこれが野球の試合だとしたら、勝つためにあなたは
どれくらいの力を出したらいいと思う?」

全員が100を表す指の位置を示してくれます。

「じゃあ、もう一度みんなで話し合って下さい。」

真剣にやりかたや呼吸の確認をする選手たち。

次のトライアルでは、見事ゲームのゴールに到達することができました。


今回のチームビルディングで学んだことを
この野球チームで活かす為に
これから、あなたはどんな事を心がけますか?

それを宣言としてカードに記入を頂き、名前を書いてもらいました。

今回許可を頂いた、監督さんがこのカードを全部貼りだしてダッグアウトに
掲示してくださるとお話し下さいました。

ゲームアクティビティでの体験は、時間の経過とともに薄れていきます。
でも、この瞬間に書き残した“気付き”が普段目にするところに
あれば、その効果が継続するチャンスが増えていきます。

このチームが真の力を発揮して、成長していくお役に立てたなら
こんなに嬉しい事はありません。

ちなみに・・・
翌日(28日)に行われた練習試合では4戦4勝だった!と
監督さんから報告を頂きました。

写真はそのカード並べたものです。

30名が野球とは違った場面で過ごした2時間。
私にとって、かけがえのない時間になりました。

この話、私の所属する会社の上司(部署は違います。)からつないで頂きました。
ご縁を嬉しく思います。

あなたにとって、今日も素晴らしい1日になります!