10年間、実の生らない「いちじく」を育て続けた男 | チームビルディング あり方の専門家 倉科直樹の部屋

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人間関係(コミュニケーション)の本質を「チームビルディング」「しつもんZEN 禅」「魔法のスイッチ」などを通して語ります。
極意「いてくれてありがとう(存在承認・心理的安全性)」をチームビルディング協会副理事長「ナオ」が語ります。

今朝のテレビでやっていた番組『産地発たべもの一直線』
http://www.nhk.or.jp/tabemono/product/index.html


12年間にわたってフランス原産のいちじく、


ビオレソリエスを栽培してきた農家の富田秀俊さんの事が


紹介されていました。



佐賀県唐津市でもともとみかん農家として生業を立てていた


富田さんはこのビオレソリエスと出会い、


この育成に取りかかりました。



収穫できるようになるまで、10年間も試行錯誤があったそうです。


10年間畑からの収入がなかったとのことで、


すごく厳しかったと・・・


初めて実が生った時の気持ちを語る富田さん、


最高の笑顔にはうっすらと涙がにじんでいました。



昨日『5%の人』という本の紹介をしました。


きっと富田さんも廻りの人たちから、


「いいかげんあきらめろ!」


「お前の為を思って言っているんだぞ。」等と


言われたのではないでしょうか?


ご本人も、10年も実が生らないとわかっていたら


取り組まなかったと冗談混じりで話されていました。



でも、必ずこのいちじくを育てるのだと。


その強い信念に基づいて行動し続けた。


思考錯誤をし続けた。


その信念が、彼を突き動かす原動力となり、


廻りの人の応援を引き寄せた。



本当に素晴らしいことですね。



実はこのビオレソリエス、根っこに栄養を蓄えてしまう習性が


あるのだそうです。


だから土を掘り返して、根っこを切り落とされたこの木は


子孫を残さねばと、実を付けたのではないかと。



植物において根っこはとても大切な部分。


それを切り落とすなんて・・・


常識の枠に捉われていたら、今でも実は生っていないのでしょう。



自分が捉われている常識について


今一度考えてみたい。


そう感じています。