今日、北杜夫さんがおとといお亡くなりになった。
あの、”どくとるマンボウ” を書かれた作家。
子供のころ、この航海記をむさぼるように読んだ事が思い出される。
この本は掛け値なしに面白い本だった。
私は旅行が大好きで、旅行記を読むのも大好きだが、
阿川弘之さんの「南蛮阿房列車」の中でも、遠藤周作さんとともに
北杜夫さんが何度も登場し、躁鬱の模様が描かれていたり、心酔していた
トーマスマンの言葉をやたらと引用するシーンがまた可笑しかった。
マンボウ先生と、狐狸庵先生がいなければこの作品も面白くなかっただろう。
この本でまた、マンボウ先生に親しみがわいたのは言うまでもない。
こうして、また一人偉大な文人が先立たれたことはとても残念だし、さびしいこと。
ご冥福をお祈りします。
