夕食後、録画をしていた大好きな「家族に乾杯」を2本見ることに。
大魔神、佐々木主浩さんと鶴瓶さんが宮城県の塩竃を再訪問する回だった。
この回では桂島と言う湾内の島に大魔神が訪問して、漁師家族と交流する
シーンが強烈に印象に残っていた。しっかりしたお母さんに、ご主人も、大魔神も
たじたじ。
このテレビを見ていて鶴瓶さんの人間力の高さには感心するが、
みんなを友達にしてしまう、コミュニケーションには学ぶことが多い。
単に有名人だからという理由はここには全くない。
それと、記憶力の確かさにも舌を巻く。
塩竃は大きな津波の割には被害が少なかったという。
その理由は湾の入り口に、この桂島を含むいくつかの島が防波堤の役目を果たした。
その代わりに島は大きな被害を受けていた。
外海に面した集落は全滅。山を越えて津波は島の反対側に押し寄せたという。
ただ、この島はチリ地震の津波の経験をしていたため、若者が総出で人々を
津波が来る40分の間に高台へ運んだという。
建物や物のの被害は大きくとも、人的被害はなかったのが誇りと語る島の人々を
見ていて、しっかりコミュニティが形成されているところは強いと思った。
この島には自分のことだけを考えて、物を買い占めたりするような人はいない。
同じ時間を共有することで、仲間意識は醸成される。
酒でも酌み交わしたりすればなおさらその関係は強くなる。
今回も漁師さんが、震災の苦労話を大魔神に語っている途中で、熱くなって涙を流す
シーンがあり、私も心を打たれた。
強がらずに、素に戻ることができる、そういう関係こそが、心と心が通じ合う ”絆” と
言えるのではないか。
こういったリレーションをどれだけ多く作れるか、それがその人の厚みだ。
私が目指すのも、これなんだ、といつも思って見ている。
だから、この番組が大好きなのだろう。
復興支援には様々な方法がある。
実は鶴瓶さんは地震後に、出会った人々に連絡を取って励ましていた。
これも立派な支援活動。感謝の言葉が出てくるのも理解できる。
自分ができることは必ずある。やるかやらないかの違いだけだ。
表に見えない地道な努力。これより強いものはない。
