ハッピーマンデー制度になって、祝日がわかりにくくなったが、この時期は
もともとから体育の日に近いので、各地で運動会が開かれる。
子供たちも大きくなり、親が見に行くようなものは開催されないそうで、学校の
運動会はご無沙汰しているが、地域の運動会だけは別物。
今日はその地域の運動会が開かれた。
昨晩、一時大雨が降ったけれど、朝になったら絶好の運動会日和。
我が連合自治会長はいまどき珍しい、他人の子供にでも、いや大人にでも説教のできる人。
自治体幹部も恐れている人だけに、遅刻すると怖いのでちょっと早めに小中学校へ行く。
何と今年で30回。すでに伝統と言ってもい域に達している。
昨日から各自治体の役員さんがたは準備に奔走してくださった。
私が属する連合自治会は、”防災日本一”を標榜して活動している。
日ごろの夜回りはもちろんのこと、各自治会では炊き出し道具や、発電機、
投光機にとどまらず、チェーンソー、サンダー等の電動工具まで所持している。
名物になりつつあるが、リヤカーがイベントのたびに街中を行き来する異様な
光景まで展開される。
今回の運動会も、確かに健康づくりの一環ということもあるけれど、それ以上に
地域住民が顔と顔を突き合わせて、いざという時には一緒に乗り越えることができる
街づくりをすることが一番の目的だったりする。
連合会長は常々、”いざという時には行政はこの街には支援に来ない”、
”自分たちの街は自分たちで守れ” と言い続けられていて、それが今年の震災で
見事に証明された。計画停電をまともに浴びたこの地域では、自治会が率先して
体育館等で投光器をたいたり、非常備蓄品を放出したり、立派に防災組織が機能した。
だから行政も一目置いているのか、今日も区長始め、区の幹部が軒並み顔を出している。
国会議員さんも必ず駆けつけ、一言挨拶をさせてもらっている。
なんか、こういう光景はなんだか微笑ましいい(笑)必死なのが伝わってくる。
始まってしまえば普通の運動会。コミュニケーションが目的なので勝ち負けはほとんど
関係ない。楽しく競技ができればそれでいい。
こういうゆるさが、逆に心地いい。
私も2つの競技に参加。
心地よい汗をかき、みんなで笑い、会話できた楽しい時間を過ごせたことがうれしかった。
今日は参加してくれた皆さんにお弁当が支給された。
地元でもおいしいと評判のお店のもの。
ひと昔前は運動会と言えば、学校でも弁当持参で家族と一緒にお昼を取るのが通例だったが、
共働きが増え、見学に来られない親が増えたことにより、そういう光景はほとんど見られなくなった。
今日は地域の運動会。ましてや表記の目的でもある。
ブルーシートを広げてみんなでお弁当を食べる。この光景、なんかいい。
忘れてはならないものを、改めて教えてもらったような気がした。
先ほども書いたが、この先どんな災害が襲わないとも限らない。
地域住民同士がコミュニケーションを図ることはとても大切なことでもある。
こういうイベントには今後も積極的に参加しようと思う。


