5.その他の活用
賃貸住宅として長期的に貸すことができると経営は安定する一方で、賃貸の需要が乏しいと入居率が落ちて費用ばかりが発生してしまいます。
そこで、戸建て賃貸よりも効率のよい収益モデルが徐々に広がってきました。
また、空き家が古く建物としての活用が難しい状況であれば、解体して更地からの土地活用も選択肢として考えてみたいところです。
投資を伴うので手は出しにくいですが、放置しても何も得られないからです。
・シェアハウス
賃貸住宅の応用編で、部屋別に複数の入居者と賃貸契約する形態です。
1戸貸しよりも家賃収入が多く、主に都市部で盛んになってきていますが、入居者同士のトラブルが発生しやすいため、短期契約を余儀なくされるデメリットもあります。
・ゲストハウス
基本的には相部屋の素泊まりを安価(~3,000円程度)で提供する宿泊施設です。
バックパッカーやライダーが入れ替わり宿泊して、自由に交流を深める場所でもあり、宿泊にお金をかけたくない層には人気があります。
・民泊
旅行者等をターゲットに、1日単位で空き家を宿泊させるビジネスです。
Airbnbなどマッチングサイトを通じて物件情報を提供し、一般にはホテルより安い宿泊料で運営するのですが、営利目的では違法扱いです。
合法化に向けた法整備を進める動きがあるので、今後期待される分野です。
・店舗
典型的には古民家を利用した飲食店などの例があるように、住宅を利用した出店(賃貸)のニーズがまったくないわけではありません。
ただし、店舗の多くは改装が必要になるので、店舗閉鎖となった場合に、元の空き家で戻ってこないことから、貸す側にもリスクはあります。
・土地活用
価値が低い家なら建物の活用を諦め、解体して土地で活用するか、さらに新しい建物を建てて賃貸経営を始めます。
解体で空き家の管理・維持費負担が不要になるメリットもあります。
- アパートやマンション
- 駐車場
- トランクルームや貸し倉庫
- 太陽光発電
- 資材置き場等の貸地
また、更地にすることで土地の用途が広がり、売却の可能性も出てきます。
何が正解になるのかは、ニーズの違いや所有者の意向で異なるでしょう。