●7/13(日) 下山~日常編
結局、全員無事に富士宮五合目口にたどり着いた。生きて帰ってこられた~が実感。しかし、ここでも雨風は強かった。周囲に生えている木々が、風でぐらぐらしている。やはり台風並みの風だったな~と改めて思う。雨風でシャトルバスが動いていないのが最悪のケースだったので、止まっているバスに近づき状況を聞いてみると、特に問題なく動いているとのこと、ほっとして急ぎ乗り込む。全員びしょびしょなのでシートを濡らさないように乗ってほしいと注意を受け、上は脱いで、下はケツだけ出して座る。バスの中で冷たい雨風から解放され、人心地がつく。携帯を取り出してFacebookで無事下山の報告をする。しかし、4時間余り強烈な雨風にさらされていたのに、レインウェアの下はまったく濡れていない。レインウェアの内ポケットに入れていたiPhoneも無事使えた。意図せず山道具の高性能を実感。また今回レンタルした6点セットはすべて大活躍。場面場面で非常に良い仕事した。素人はプロの言うことに疑問をはさまず、まず、やってみる、使ってみるのが、結局良い結果を生むのだと再認識。
バスは30分あまりで下界の駐車場に着く。霧雨が降っているが、ガスってはおらず、あの過酷な状況から生還し、日常に戻ったことを悟る。駐車場のレストランでこれまたまずいそばを食べてとりあえず体は温まった。そのままB班の到着を待つ。1時間半くらいして、B班も無事到着。最初に顔を合わせた年寄りが開口一番、「死ぬかと思った」。わかる、わかる(^.^)。とはいえ、人間もなかなかしぶとい。女子も年寄りも全員無事に生還した。その後、全員で温泉に行き、体を温め、心も体も生き返った。休憩の後、お互い、東京、名古屋に分かれて帰宅の途に着く。その後も全員無事に帰宅できた。
大変な目に遭ったが、全員無事に帰宅できた今となっては、良い思い出となった。これが自分も含め、何か事故が発生していたら、苦い思い出になっている。やはり山は、きちんとした事前の準備が大切だ。また、このような危機を一緒に乗り越えた仲間は戦友として、一気に結束が固くなる。フルマラソンを一緒に走った仲間同様、山仲間も良いものだ。
●後日編
あの大変な苦労をしたメンバーで後日打ち上げしようということになった。名古屋、東京、それぞれで飲みに行った。東京側は1ヶ月ほど経ったあとだったが、既に遠い昔のような気がする。各々の記憶をたどり、冒険談が良い酒のつまみとなる。経験豊富なワンゲル幹事に聞いてみる。「あのときの状況は、自分の登山経験の中でワースト何番目くらいに入る?」
「そうですね~、私も8~10年くらい登っていますが、、、、1番目か2番目か、、、」
とほほ、、、とんでもないときに初登山やったものよのぉ~。
