クローバー PFクラスのひとこまをご紹介します。

小学校低学年の生徒も、ちょっとしたストーリーというかワンシーンを頑張って覚えて発表するアクティビティを行っています。去年は自発的にメモを作って覚えてくれた生徒ちゃん(小1)がいたので、今うちのクラスでメモ作りが流行っています。



(写真)



読み方をメモする際、平仮名や片仮名をメモするのですが、発音を聞かれると、わたしもカタカナ表記しやすいようには発音しないので、

女の子「先生ここは?」

「ん~"Now, fan me!"」

女の子「なうふぁんみ?」

「ううん、もっと口を開けてみて。」

女の子「そっか。・・じゃ、口のおっきい"あ"ってマーク付けとく!」



男の子「ちぐさせんせい!ここは?」

「"Great!"」

男の子「グレイト~」

「Umm...its not グレイトォ "great, great, great! [t][t][t]"」

男の子「んーむずかしいなぁ」

「せんせいも平仮名でどうやって書けばいいかな~って迷っちゃうなぁ」

男の子「グえイ2!数字にした。」

「wow!! That's goooooood! ...なるほどぉ」



など、頭を使ってオリジナルの方法を編み出しています。



この作業は、覚えて発表したら、消されてしまうものですが、「覚えた内容」と「目で見たスペル」を頭で一致させるチャンスを増やしたいから消すのですが、自分でこうやって考えて発音と向き合う作業も、フォニックスを体にしみこませる助けになっているようです。



このように発音を練習して、覚えたストーリーをCDとともに一緒に言ってみたり(ナチュラルスピードで言う訓練なります。)聞いて、真似する。聞いて、真似するリピート練習をしてみたり(発音がきれいになります。余裕のあるときにその様子を録音すると、また楽しんで練習ができ、上手にまねをするための確認ができます。実感できるので自信もつきます。)しますと、ヒントとして頑張って書いたひらがなやカタカナはいらなくなり、まずは絵を見ればセリフが出てくるようになり、文字と発音がリンクするようになります。