【ワンド9|「もう無理かも…」そのときに出たカード】
「ここまで頑張ってきたけれど、少し疲れた」
「もう一度挑戦したい。でも、また失敗したらどうしよう」
「あと少し頑張るべき?それとも諦めるべき?」
そんな気持ちになった経験はありませんか?
タロットの「ワンド9」には、
頭に包帯を巻いた人物が、1本のワンドを握りながら立っている姿が描かれています。
後ろには8本のワンド。
傷つき、疲れているようにも見えます。
それでも、その人物はまだ立っています。
ワンド9が伝えているのは、
「ここまで乗り越えてきた」
「簡単には諦めない」
「これまでの経験を力に変える」
というメッセージです。
■ワンド9のキーワード
継続・粘り強さ・忍耐・警戒・防御・経験・信念・最後までやり抜く
前のワンド8では、物事がスピーディーに展開していきました。
しかし、ずっと勢いよく進み続けられるとは限りません。
いろいろな経験をしたからこそ慎重になり、
「次は失敗したくない」
という気持ちが生まれることもあります。
そんな状態を表すのがワンド9です。
■正位置で出たら?
正位置では、
・これまでの努力を守る
・粘り強く続ける
・困難を乗り越える
・経験を活かす
・慎重に状況を見る
・最後まで諦めない
などの方向から読むことができます。
「もう少し頑張ってみよう」
そんな最後のひと踏ん張りを表す場合もあります。
ただし、ワンド9は「無理をしてでも頑張り続けなさい」というカードとは限りません。
これまでの経験を活かしながら、自分を守ることも大切なテーマです。
■逆位置で出たら?
逆位置では、
・疲れがたまっている
・気力が低下している
・警戒しすぎて前へ進めない
・一人で抱え込んでいる
・自信を失っている
・限界を感じている
などの方向から考えることができます。
ここでも、
「逆位置=失敗」
と決めつける必要はありません。
「本当に今、頑張り続ける必要がある?」
「少し休んだ方がいいのでは?」
「誰かに頼ることも必要なのでは?」
と、自分を守るためのメッセージとして読むこともできます。
■恋愛で「ワンド9」が出たら?
ここからが、タロットの面白いところです。
たとえば、
「この恋を続けてもいい?」
という質問なら、簡単には諦めたくない気持ちや、過去の経験から慎重になっている状態として読むかもしれません。
では、
「新しい恋愛に進めますか?」
という質問だったら?
過去の恋愛で傷ついた経験から、
「また傷つくのが怖い」
と心を守っている状態に注目することもできます。
仕事なら、
「今の仕事を続けるべき?」
という相談に対して、粘り強く続けることだけでなく、
「疲れすぎていないか」
「無理をしていないか」
まで考える必要があるかもしれません。
同じワンド9でも、質問が変われば「読み」は変わります。
「ワンド9=忍耐」と覚えるだけでは、もったいない。
初心者の頃は、
ワンド9=忍耐・警戒・粘り強さ
とキーワードを覚えるところから始まります。
でも、実際の鑑定では、
「何を守っているの?」
「何を警戒しているの?」
「なぜ諦められないの?」
「頑張るべき?休むべき?」
「過去の経験が今にどう影響している?」
まで考えていきます。
たとえば、
「最後まで頑張って」
と読むのか、
「今は自分を守って」
と読むのか。
同じワンド9でも、相談内容や周囲のカードによって、伝える言葉は変わります。
これこそが、タロットリーディングです。
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