相談者の「本当に聞きたいこと」をどう引き出す?
電話占いで、
「彼の気持ちを教えてください」
と言われたら、すぐにカードを引きますか?
もちろん、それもひとつの進め方です。
でも、少し会話をしてみると――
本当に知りたかったのは、
「彼の気持ち」ではなく、
「この関係を続けていいのか?」
だった。
そんなこともあります。
相談者が最初に口にする言葉と、心の中で本当に悩んでいることが、必ずしも同じとは限りません。
だからこそ、占い師には「占う力」だけでなく、相談内容を整理する力も大切になります。
「彼の気持ちは?」の、その先を聞いてみる
たとえば、
「彼の気持ちを知りたいです」
と言われたとします。
そこで、すぐ占う前に、
「最近、彼との間で何か気になることがありましたか?」
「彼の気持ちを知って、どうしたいと思っていますか?」
「一番不安に感じているのは、どんなことでしょう?」
など、やさしく確認してみます。
すると、
「実は連絡が3日間来ていなくて……」
「結婚の話をしたら態度が変わって……」
「別れたほうがいいのか迷っていて……」
と、相談の背景が見えてくることがあります。
ここまでわかれば、
単純に、
「彼は私を好きですか?」
だけを占うより、
「現在の二人の状況」
「関係を進めるうえで考えたいこと」
「相談者自身が取れる行動」
など、相談者が必要としているテーマを整理しやすくなります。
📞 電話占いでは「質問する力」が大切
対面鑑定と違って、電話では相談者の表情を見ることができません。
だからといって、
質問を次々にして、尋問のようになってしまうのも避けたいところ。
大切なのは、
聞く
↓
確認する
↓
整理する
↓
占う
という流れです。
たとえば、
相談者
「転職したほうがいいですか?」
占い師
「転職を考えるようになったきっかけは何かありましたか?」
相談者
「最近、仕事がつらくて……」
占い師
「仕事内容がつらいのでしょうか。それとも職場の人間関係でしょうか?」
相談者
「実は上司との関係なんです」
ここまで聞くと、
「転職するべき?」
という相談の奥に、
「今の職場の人間関係をどうしたらいい?」
という別の悩みが見えてきます。
占うテーマそのものが変わる可能性もあります。
🔮「何を占うか」が曖昧なまま占わない
タロットを覚えたばかりの頃は、
相談を聞く
↓
すぐカードを引く
↓
カードの意味を説明する
となりがちです。
でも、その前に大切なのが、
「この相談者は、今日何を知りたいのか?」
を一緒に整理すること。
質問が変われば、カードへの問いかけも変わります。
そして、鑑定結果の伝え方も変わります。
だから、
占い師に必要なのは「答える力」だけではなく、
「何を占うべきかを整理する力」。
これも、鑑定力のひとつです。
🌱 家族や友達は占える。でもプロになるのが不安な方へ
「タロットの意味は覚えた」
「家族や友達なら占える」
それでも、
「知らない人を相手にしたら、ちゃんと話せるかな?」
と不安になっていませんか?
それは、占術の知識だけでは解決しにくい部分です。
実際の鑑定を考えるなら、
占える
+
聞ける
+
質問を整理できる
+
わかりやすく伝えられる
ところまで練習していきたいものです。
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